昨日の続き
地理の授業で作成した「農業カタログ」からの発見・・・・
ライ麦の生産→○ と貿易(輸出→♢・輸入→□ の順 ※動きではない)
生徒が発見したこと・・・
・コルクはワインの栓や楽器(サックスに使われているのは地中海で盛んだから?)くらいしか分からなかったが、断熱材、マット、ホイッスル等思っていたよりも多くの用途に使われていた。
・(キャッサバ)タピオカの形からは想像のつかない芋の形で驚きました。
・(オリーブ)アメリカの輸入量が多いのが意外だった。
・サトウキビの場合、離島の製糖工場では粗糖として生産し、精製は本州の製糖工場で行う。それに対して、甜菜の場合はほとんどが北海道内で精製までされている。これは、雇用の確保や地域経済に役割を果たしている。(精製した砂糖は「分みつ類」と呼ばれる)
・(大豆は)トウモロコシの統計と比べると生産国、輸出国の上位がとても似ている。飼料作物として世界的に需要が増加している一方、アジアでは食料とする国が多い。(大豆は)連作できトウモロコシと一緒に栽培されている事が多い(豆科の植物は根粒細菌によって空気中の窒素を固定するので地力を回復させる)用途が多く、栽培しやすいため世界中で生産が多い。インキなどにも使われる。
・(タロイモ)輸出・輸入のデータが見つからなかった。(古いデータしかなかった)主食とする国も多く水田耕作にも用いられる。若葉は葉菜にも使用。日本にも(タロイモ)の一種が多く驚いた。
・(ジャガイモ)たくさんの種類がある事を知った。ジャガイモの事を「馬鈴薯」という事を知り別名がある事に驚き、他の野菜にも別名があるのか気になった。南米のアンデス山脈が発祥とされているが生産量ではアジアの国々が上位を占めている。
・「こうりゃん」はソルガム、ソルゴ、モロコシなどと呼ばれている。様々な呼び方があって調べるのが大変だった。生産量が多い作物なのに名前すら知らなかった。
・(とうもろこし)輸入の大半が家畜のえさとは驚いた。
・(ライ麦)ドイツや北欧諸国など小麦の生育が悪い国を中心に多くの黒パンが作られ文化の一部になっている。「黒パン」を食べたことがないのでどんな味なのか気になった。小麦粉のパンより焼き上がった後は密度が高いため目が詰まっているが水分の抜けが少ないので日持ちする。連作障害が起りやすいためジャガイモやインゲン豆などと組み合わせた輪作が行われている。ライ麦はもともと小麦畑の雑草であり小麦とライ麦を混ぜて栽培することで凶作の場合の損害を軽減できる。
・大麦の用途として、ビール・ウイスキー・麦焼酎・麦茶・大麦ご飯・味噌・水飴・麵などと家畜の健康のための飼料としても使われる。白米の10倍の食物繊維を含み血中コレステロールを下げる効果がある。大麦の主食用は100%国産
良く調べてくれています。