Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

大河ドラマゆかりの大泉寺へ行ってきました。

NHK大河ドラマ「頼朝殿の13人」

普段はドラマを視聴しないのだが

地元の史跡が時々出てくるのでチェックをしている。

その様な中

先週末の放送で阿野全成とその由来の寺ということで

沼津市内原駅から北方にある「大泉寺」が紹介されていた。

 

普段仕事で前を良く通過するが境内に入ったことが無かったので

立ち寄ってみた。

普段は人影のない(たぶん)境内に

「先日の放送を観た!」という観光客が押し寄せていた。

こちらが「全成」さんのお墓(境内の奥にある)

「全成」さん、栃木に島流しにされ

討ち取られた後首が飛んできて

門前の松に引っかかったという伝説が残る。

その松があったのがこちら

いわく付き松は今日倒れしまって姿はないが

住職に訪ねると

こちらに、その松の年輪が保存されていた。

けっこうな大木だった。

本堂に入るとなんと・・・

住職の手作りスタンプが素晴らしい。

地形的には富士山の手前、南側にある愛鷹山

開析された古い扇状地の西側に当たる場所

手前は浮島沼という湿地帯

「全成」さんは、このあたりに阿野荘という荘園を持っていた。

すぐ東側には興国寺城という史跡があり

「根古屋」といった豪族屋敷村を示す地名も見られ

街道筋のこのあたりは

古くは交通の要衝だったことがうかがえる。

 

大河ドラマで知った地元の史跡だが

知らない史実が他にももっと眠っているに違いない。