普段はドラマを視聴しないのだが
地元の史跡が時々出てくるのでチェックをしている。
その様な中
先週末の放送で阿野全成とその由来の寺ということで
普段仕事で前を良く通過するが境内に入ったことが無かったので
立ち寄ってみた。
普段は人影のない(たぶん)境内に
「先日の放送を観た!」という観光客が押し寄せていた。
こちらが「全成」さんのお墓(境内の奥にある)
「全成」さん、栃木に島流しにされ
討ち取られた後首が飛んできて
門前の松に引っかかったという伝説が残る。
その松があったのがこちら
いわく付き松は今日倒れしまって姿はないが
住職に訪ねると
こちらに、その松の年輪が保存されていた。
けっこうな大木だった。
本堂に入るとなんと・・・
住職の手作りスタンプが素晴らしい。
地形的には富士山の手前、南側にある愛鷹山が
開析された古い扇状地の西側に当たる場所
手前は浮島沼という湿地帯
「全成」さんは、このあたりに阿野荘という荘園を持っていた。
すぐ東側には興国寺城という史跡があり
「根古屋」といった豪族屋敷村を示す地名も見られ
街道筋のこのあたりは
古くは交通の要衝だったことがうかがえる。
大河ドラマで知った地元の史跡だが
知らない史実が他にももっと眠っているに違いない。