東海道の原宿で、時代に即応した禅を広めた名僧として知られる白隠禅師。
「駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠」と詠まれた人物。
膨大な著書と書画を残している。著書には漢文体語録や仮名法語があり書画には、達磨を描いたもののほか、儒教、民間信仰、歌謡など様々な要素を用いたものが見られる。
白隠由来の史跡を訪ねる散歩道が整備されているので訪ねてみた。
生誕の地
白隠禅師が各地を行脚した後50年近くにわたって住職を務めた松陰寺
請われて各地で講義を行うとともに、膨大な著作や書画を残している。
終生にわたり、様々な方法を駆使して法を説いたという。
伊豆石の立派な蔵が出迎えてくれる。