Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2013-01-01から1年間の記事一覧

この1年を振り返って

この1年を振り返って 1月 3年の担任としてセンターに臨む、受験生の支援 初の韮山卒業の学年が同窓会を開いてくれた。 2月 セッターを欠いたバレーボール新人戦は苦戦 二次・私立対策に追われる日々 3月 勤務校で担任として2度目の卒業生を送り出す 8…

放送大学の宿題をやってみた。

1月に試験があるので、放送大学大学院の発達心理学特論の自習用問題をやってみた。 この年で、しかもある程度の仕事の経験を積んだ上で、 大学院の授業に触れると発見というか、 感動や事例を伴った理解に繋がってくる。 乳児の発達の問題で ヒトとチンパン…

職員会議で出張AL授業の報告をしました。

鳥取県立高校にて地理の授業をしてきました。 (以下、勤務校の職員会議で報告した内容です。) ①いつ行ったのか? 日時 2013年 10月 10(木)11(金) 50分授業×2コマ(2年生地理B) ②そこはどんな学校なの? 鳥取県内有数の進学校・文武両道の進学校です。 …

学びのイノベーション フォーラム まとめのパネルディスカッション

パネルディスカッション 原島 博(電子情報通信学会)さん 小林 直人(研究技術計画学会)さん 前野先生(幸福についての基調講演)のコメント ・パラダイム転換の中で何が大切なのか? ・「人材育成」とか「人づくり」という言葉は嫌い、 「もの作り」があ…

学びのイノベーション フォーラム 後編

<第Ⅲ部 パネル討論 “イノベーションへの道”協創> オーガナイザー 野田 武志(世界連邦21世紀フォーラム)さん <前野先生のシステムデザインとの出会い> ・慶応SDMの存在を知ったのは1年前、 ・品川で開催された研究・技術計画学会の講演会で、 学科長の…

学びのイノベーション フォーラム ICT編

<第Ⅱ部 ”ICTでの支援”> 司会 小村 俊平(イノベーティブティチャー学会) デジタルネイティブ世代と学校の未来 野本 竜哉(iOSコンソーシアム)さん ・iOSコンソーシアム文教担当 ・ICTによる教育の拡張を考えている ・講演に関するツイートも受け…

学びのイノベーション フォーラム 中編

地域との協働を通した学校、地域、意欲ある人づくり 浦崎 太郎(岐阜県立可児高校)さん ・学力離れは「地域」に問題が? ・前任校地域貢献活動を進めてきた →行政(博物館) →地域の人たちと組むとホントに面白い ・昔は地域の遊びが充実していたので学びの意…

学びのイノベーション フォーラム 前編

13:00-13:30 <委員長会挨拶と問題提起> コミュニケーションの原点 原島 博(東大名誉教授)さん ・挨拶 ・「コミュニケーション」が専門 ・電子情報通信学会 →コミュニケーションの大切さ →学びの本当の楽しさ →それを可能にする仕組みを作る →未来世代と…

本日は学びのイノベーションフォーラム 参加させていただきました。

学びのイノベーションフォーラム 開催案内より 政策研究大学院大学にて ー経過と趣旨説明 13:00-13:30 ー◆第Ⅰ部 高校生の意欲向上 教員の実践◆ー 13:30-14:30 司会 福島 毅 (”Link and Create ”代表) ①「アクティブラーニング(能動的学習)型授業」の意義・…

本日は進路行事「大学レクチャー」がありました。

13の大学の先生が出張講義を行ってくれました。 このうちの一つにおじゃましてきました。 「未来のロケット推進」の講義を拝聴 進路課の仕事で機材の設定を手伝いに出向き ついでにそのまま一講座参加しました。 燃焼による推進力では ロケットの重量の大…

卒業生からのアンケート 続編 ストレスを感じたとき

職員室での会話 「○○くんが最近学校休むようになってね」 「家でこもって勉強しているみたい・・・」 「保護者からは欠席連絡が来ているんだけど」 「受験に関係ない教科の授業がムダに思えるらしい・・・・」 いよいよ受験が近づき焦りも出てくる 学校とし…

「受験について」卒業生達の言葉

進路決定支援の一コマとして 先輩からの言葉を贈っています。 センター試験が近づいてきて、「そわそわ」し始める頃 落ち着かない在校生の三年生に卒業生からのメッセージを贈っています。 本日はその中からの抜粋 教育改革・入試制度・学ぶ内容・方法・社会…

「教育哲学者」苫野一徳さん講話  生徒の質問と感想

生徒からの質問 (凄くたくさんの質問が出ていました!) ?「しんり」って何ですか? ?全員が「絶対の真理がない」という意見で、共通理解したらそれは、絶対の真理になるのではないか? ?もし「理性」を捨てることができたら、こたえが分かるのですか? ?…

「教育哲学者」苫野一徳さん来校

苫野 一徳 さん 講話 縁あって本校での講話が実現しました。 ・「絶対の真理は(わから)ない」 ・良い答えを出すためには良い考え方をしなければいけない 世界の一切を「欲望・関心」に応じて認識している。 ・哲学は「底の底から考える」 ・絶対に正しい教育…

三年生最後の定期テストで授業アンケートとってみました(結果)

三年生最後の定期テスト「授業アンケート」結果です 調査実施日2013.12.4 N=109名(記名式) 回答率78% 後半の質問(オリジナルで取り組んでいる工夫点について) 良い「5」を2点・「4」を1点・「2」を-1点・「1」を-2点として順番…

三年生最後の定期テストで授業アンケートとってみました

☆マークシート コメント等あれば横に記入 ① 授業のレベルは適切である。 難しい 5 4 3 2 1 易しい ② 授業の速度は適切である。 速い 5 4 3 2 1 遅い ③ 説明はわかりやすいか。 わかりやすい 5 4 3 2 1 わかりにくい ④ 話し方(声の大きさ・速…

高校3年生12月の三者面談

※実例 高校三年生の12月の場合は・・・・・ 「最も大切なのは」・・・何をやりたいのか?どういった方向に進みたいのか?を高 校生バージョンでよいので自分の中でまとめておくこと。 そして、スポンサーでありサポーターである親とそのことについてしっか…

キャリアカウンセリング(雑感)

10.雑感 ※ 多くの地方の進学校では模擬試験の結果が出揃う今(12月上旬頃までに) 生徒一人一人の進路検討会議を行っていると思う、 ここでの話題が三者面談を経由して出願先決定に繋がっていくのではないだろう か。 ・この時期の面談が3年間で最も重要…

キャリアカウンセリングについて(後編)

昨日の回答 ・反復をするのではなく「理解」し、 気持ちを受け止めていることを伝える。⑥が模範解答例。 ※クライアント側の次の展開として ・「そうなんです・・・・」 ・「身近な相談相手」として友達でもなく親でもなく「教師」がいるという認識。 ・「・…

キャリアカウンセリング」について(中編)

(前日からの)・・・つづきです 4.理論研究の必要性 ・スタートは、いくつかの「モデル」を手がかりに考えてみる。 ・いくつかの「モデル」を知ることで、自分の癖・価値観・偏見にとらわれないバラ ンスを保ったアドバイスができる。 ・理論を知っているこ…

「キャリアカウンセリング」について(前編)

1.まず、「キャリア教育」とは ・発達的観点を見ての進路指導。 ・キャリア発達を支援する教育的働きかけであり 系統的・継続的な展開と個別的な対応が求められる。 ・「個々人が生涯に渡って遂行する様々な立場や役割の連鎖およびその過程における 自己と…

Clica で定期試験試験直前演習

明日から定期テスト 二年生のテスト直前授業 テスト範囲の復習をClicaというオンライン学習支援サービスを活用して行いました。 環境設定について 一台のPCでケーブルを繋いで画面をテレビに拡張しています (二台のPCと二台の大型のモニターがあれ…

追指導 終章

一昨日から綴ってきた、前任校での追指導 データ編とまとめ編です。 統計 ① 卒業時の進路先と現在の職場・学校を移動しましたか。 【卒業時の進路先と同じ・変わった】→その理由は? 1 業時の進路先と同じ 48 人 学びたいものが学べないという理由で進学後 2…

追指導のつづき

「追指導」やってどうだったの? 前任校での結果 前任校では2年間にわたり往復はがきを使って、実施していました。 (7月末に発送し9月までの回収を目指した。) 回収状況 51件 約22.3%でした。 (通常の学校は3割から33%ということです) 今回はそこ…

「追指導」 について

卒業後の進路指導→「追指導」 卒業生からもたらされる進路情報ほど貴重なものはない。 進路指導には「追指導」という卒業生からのフィードバックを得ながらすすめる指導がある。 ①文部省「中学校・高等学校進路指導の手引き-進路指導主事編」(1977)によると…

歴史は過去をたどり未来をつくる。

韮山高校 140周年 歴史は過去をたどり未来をつくる。 (↑写真は校歌斉唱) 記念講演 加来耕三 さん 140周年記念講演より ①「歴史を疑ってかかって欲しい」 疑問を持たないと何も学べない 門は開かれない ②「飛躍して物事はおこらない」 日本人は飛躍す…

ガイダンスカウンセラー強化研修会(鼎談・ラスト)

八並光俊さん 鹿崎真弓さん 清水井一さんの三氏による鼎談 鼎談 ガイダンスカウンセラーによるコンサルテーションのあり方 導入→啓発→実施→評価→広報の段階でどうアドバイスするか? ・八並(やつなみ)氏 ・地域と繋がり連携が大切 ・清水先生の中学校の例…

ガイダンスカウンセラー強化研修 (後編)

ガイダンスカリキュラムの実際と実施上の留意点 東京理科大学特任教員 清水井一 さん ・埼玉県の教育委員会・課題を抱える小学校・中学校の校長を歴任 ・ガイダンスカリキュラムの実施・導入で立て直した ・細心の注意と大胆な行動力で乗り切ってきた。 ・理…

ガイダンスカウンセラー強化研修 (中編)

ガイダンスカリキュラム編成の為のアセスメント 高知大学準教授 鹿崎真弓 さん ・元逗子市教育研修所所長、中学校の理科の先生だった、 学級集団づくり、グループエンカウンターの導入など、 学校や学年のチームで全校に波及する運動を支えた。 ・実践をされ…

ガイダンスカウンセラー強化研修 (前編)

ガイダンスカウンセラー研修 銘渓会館 11/23 ガイダンスカウンセラーとガイダンスプログラム 東京初のガイダンスカウンセラーの研修会(有資格者の強化研修)が開催されたので参加してきました。 「ガイダンスカウンセラーとは」↓学校に新しいタイプの…