ガイダンスカリキュラムの実際と実施上の留意点
東京理科大学特任教員 清水井一 さん
・埼玉県の教育委員会・課題を抱える小学校・中学校の校長を歴任
・ガイダンスカリキュラムの実施・導入で立て直した
・細心の注意と大胆な行動力で乗り切ってきた。
・理屈上正しくても結果が出なければ意味がない。
・埼玉県の教育委員会・課題を抱える小学校・中学校の校長を歴任
・ガイダンスカリキュラムの実施・導入で立て直した
・細心の注意と大胆な行動力で乗り切ってきた。
・理屈上正しくても結果が出なければ意味がない。
・エビデンス、が必要
・ガイダンスカウンセラー、誰がやるのかでも違ってくる。
・埼玉県では臨床のカウンセラーの他に一校に一名ガイダンスカウンセラーがはいる。
・埼玉に来年導入されるガイダンスカウンセラーが今後の導入の可否を決める。
・ガイダンスカウンセラー、誰がやるのかでも違ってくる。
・埼玉県では臨床のカウンセラーの他に一校に一名ガイダンスカウンセラーがはいる。
・埼玉に来年導入されるガイダンスカウンセラーが今後の導入の可否を決める。
・ガイダンスカリキュラムの取り組み経緯
・有用性や意義を説得できるかどうかが大切、説得能力が求められる時
・有用性や意義を説得できるかどうかが大切、説得能力が求められる時
・中学校でのガイダンスカリキュラムの例
3年荒れて4年静まり、の繰り返し、授業が成立していない、
荒れの頂点で赴任した。
「先生の話は聴く」「家庭では親の話を聴く」「大人の話を聴く」この三つを徹
底。
・職員は「しょうがない・しょうがない」を連発して諦めていた
・職員は「しょうがない・しょうがない」を連発して諦めていた
・学業と進路はどこの学校でもしっかりやっている。
・「指導したか」ときくと→「言いました」指導したならできるはず、言うだけなら 言わない方が良い。言っても言わなくても同じ結果なら。
・年間600-800の生徒指導残業、3-4時間の残業、24時を超える日々
・土俵に上がらないのに、「できない」と言うな、
うまくいくと「あそこは、波がある」とか言われた
・カウンセリング技法を導入することだけで、
・カウンセリング技法を導入することだけで、
変わるなら全国の学校は変わっているはず、
「維持継続」することが大切。
・それを期待されているのはガイダンスカウンセラーではないか。
・ 「ガイダンスカウンセラー」といっていて「ガイダンスカリキュラム」が分かっていないのではダメ
・プログラムを作っていく上で「国分」先生の本から三年分作る?
・八名で1年作ったがこれでは倒れる→カウンセラー上級の人で分担して、県で作っていく、冊子でなく本にする。3割は著作権の問題ありで書き直し。
・一から作っていくのはできないのでは、全国にある例をやってみて、編集していくという方針で行くしかない。
・八名で1年作ったがこれでは倒れる→カウンセラー上級の人で分担して、県で作っていく、冊子でなく本にする。3割は著作権の問題ありで書き直し。
・一から作っていくのはできないのでは、全国にある例をやってみて、編集していくという方針で行くしかない。
・計画実行表を作るのに時間がかかる。
・エンカウンターなどできる人がいて、自分のクラスだけやって、転勤して終わりで はダメ、良いものを作るのだから、学校全体でやる。
・エンカウンターなどできる人がいて、自分のクラスだけやって、転勤して終わりで はダメ、良いものを作るのだから、学校全体でやる。
・教育課程に載せないと学校では続いていかない、
・教育課程に載せないと学校では続いていかない、
通知票も変えた。総合的な学習に「スキル」教育を追加した。
・先生の話をしっかり聞いていて成績が上がらない訳はない
・新人とベテランがTTでスキル教育をマスターしていく。
・生徒指導が全部できる人が教員になっている訳ではない。
・スキルを形だけでなくチャンとやってくれ。
・場面にふさわしい例を教師が見せる→スキル学習
通知票も変えた。総合的な学習に「スキル」教育を追加した。
・先生の話をしっかり聞いていて成績が上がらない訳はない
・新人とベテランがTTでスキル教育をマスターしていく。
・生徒指導が全部できる人が教員になっている訳ではない。
・スキルを形だけでなくチャンとやってくれ。
・場面にふさわしい例を教師が見せる→スキル学習
→連続してやっていける様な環境を作る
→体験活動などに行ったとき、できるかどうか確認する。
→まとめ
・スキル→体験→まとめを年2回計6回やる
・スキル→体験→まとめを年2回計6回やる
・大使館訪問→治外法権→ホントにやるんですか?
→教員も覚悟を決めた。
・悪い事を分かっていてOKしていたのが見逃せなくなった。
・30ヶ国の大使館に行った。
・この学年のこの先生が授業やってダメだったらこの学年は崩壊と思って、
・この学年のこの先生が授業やってダメだったらこの学年は崩壊と思って、
エース級にスキルの授業をやってもらった。
・荒れた学校の大変さは「荒れた学校」に勤めた人しか分からない
・ガイダンスプログラムの留意点
①小学校低学年では基本行動
①小学校低学年では基本行動
(背筋)「ピン」
(座った足は)「ピタ」
(手は)「グー」
(返事は)「ハイ」
自分の身体に覚え込ませる(ヘソを話をしている人の方向ける)。
早い時期に学級崩壊が始まると学力も崩壊する。
③小学校高学年では、
③小学校高学年では、
構成的グループエンカウンターなどできるクラスは順当に発展してきたクラス。(全体的に上手く動けるようにするというのが「構成的」でみんなが上手く動けない のは?)
④中学校、
④中学校、
ヘソを話をしている人の方に向ける→正対してください。
⑤中学校高学年今までのカリキュラムを学校行事で実践
⑤中学校高学年今までのカリキュラムを学校行事で実践
・(「計画表」の解説)
・上尾の例、
・道徳(自分自身に関すること→他人の人に関わり関すること)
→スキル教育→学校行事と体験活動特別活動・総合的学習→日常→定着
・今後の課題
・スキル教育は月一回行う、
ある一定のリズムで続けていく。
年三回なら一回で集中の方が良い。
・ガイダンスカウンセラーがガイダンスカリキュラムの17分野あるうちのいくつか ができないと。
・「発達課題」が中心テーマとなる
・ガイダンスカウンセラーがガイダンスカリキュラムの17分野あるうちのいくつか ができないと。
・「発達課題」が中心テーマとなる
・感想
・荒れる学校をいくつか実際に建て直してきたという方
いくつか質問させていただいた
絶対妥協しないという
迫力があった