Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2013-01-01から1年間の記事一覧

「反転授業の研究」ライブ参戦記

「反転授業の研究」 (何となくこんなでした)ベタ打ちです(失礼があったらすみません!) 「近未来教育フォーラム2013」「2013年度デジタルハリウッド大学メディアサイエンス研究所研究発表会」 ・特区制度でCGクリエーター等を養成する、デジタルハリウ…

「近未来教育フォーラム2013」「2013年度デジタルハリウッド大学メディアサイエンス研究所研究発表会」

「近未来教育フォーラム2013」「2013年度デジタルハリウッド大学メディアサイエンス研究所研究発表会」 .http://www.dhw.co.jp/forum2013/index.html 参加します! 近未来教育フォーラム2013 日時:2013年11月21日(木)15:00~19:00(14:30開場) 同時開催…

「勉強するのは何のため?」

「勉強するのは何のため?」・・・・私の考え 自分で学べるかどうかが 大人と子供の違い? 学校を卒業する意味は今どこにある? 自ら学ぼうとする意思、学ぶ方法、学ぶ者としての態度が身に付いているということ これからは「学ぶ人」と「そうでない人」の差…

工業立地の地理授業→GIS+アクティブラーニング+キャリア教育・ (後編)

前回は webの電話帳を使って住所検索→アドレスマッチング→レイヤーの作成→オリジナルGIS地図作成した。 これを様々な業種で行うと工業立地の特性が見えてくる。 さらに 「視点を足元に落とし身近な地域の産業立地と発展の経緯を探り地域の未来を想像してみる…

工業立地の地理授業→GIS+アクティブラーニング+キャリア教育・ (中編)

アナログ(グループワークによる)GIS→デジタルGIS アナログ的作業 (↑問いかけと、ワークシート↓) アナログの授業内容は工業分野ごとに世界・日本の各地における、その分野の工場の立地場所を白地図に班内での分業によってプロットさせる。 しかしかなり大…

工業立地の地理授業→GIS+アクティブラーニング+キャリア教育・ (前編)

GIS+アクティブラーニング+キャリア教育 (以前に取り組んだ授業例) 単元名 第Ⅰ部 自然と生活 1章 自然環境と生活4節 工業製品の生産と流通 工業製品の生産と流通について, 工業の発達や立地, 世界の工業地域を大観し, 世界の工業の現状と課題およ…

キャリアカウンセリングのカードソート法

カードを使って話を進める 何をしたら良いか分からない? 何に向いているか? 高校では そんな悩みを聴くことが多い 社会を知る経験が少ない中高校生に 将来の仕事について考える というのは難問だ そんなときに ゆっくり話を聴きながら 考え方を少しづつ 整…

CACGs 後編

今はインターネット上で職業適性検査が受けられる 例えば MIO職業興味チェックリスト 大阪府職業カウンセリングセンター http://www.pref.osaka.jp/sogorodo/counseling/ Benesseのサイト http://chu.benesse.ne.jp/open/jj/contents/daisyoku/shokugyou/ JI…

CACGs(Computer-assisted Career Guidance System) 前編

コンピュータを利用した進路ガイダンス Computer-assisted Career Guidance LHRや総合的な学習においてコンピュータを利用して情報検索を行うのはもはや常識 (しかし、教科の授業ではあまりない、大学生や社会人になれば分からないことをネットで調べるのに…

ICTと教育

「メデイアと教育」 メディアの発達と戦争・・・・メディアは戦争の中で活用されてきた 1445年グーテンベルクが活版印刷を発明 1841年イギリスのタルボットが写真技術を改良 (南北戦争「写真」) 1895年フランスのリュミエール兄弟が映画を劇場公…

「進路ナビゲーション」

「合格することではなく,その先で何をやるかを目標に。」 ここ8年間毎年自力で制作しているガイダンス用の冊子「進路ナビゲーション」より 高校生の時期は、大人の社会の中でどう生きていくかという課題に出会う時期である。 「新しい環境でうまく生活して…

インターンシップのアンケート結果から

インターンシップのアンケートから 前任校から仕事について学ぶ機会づくりに取り組んできた 前任校ではさらにバスを借り切って掛川まで足を運んで ジョブウオッチング(ジョブシャドー)を実施した 現在の勤務校では一年生が希望制で1~3日間取り組んでいる…

キャリア教育の取り組みと「成果」に関する考察 (後編)

普通高校におけるインターンシップの成果について ※ 複数年に渡る客観的なデータ分析から分かったことのみ記したものである。 n=1453 5. 平日の学習時間・・・タイプ別分析結果 [図3] 平日と休日の学習時間には相関関係が見られる。(例:22年度入…

キャリア教育の取り組みと「成果」に関する考察 (中編)

第二章 研究内容 1.全体からの分析結果[進路発達度] ・1年次より満足度が高い者はそれ以降も継続して高い (20年度入学n287単相関係数→2年時1月0.34→3年時6月単相関係数0.26)、 特に入学年の5月の時点で満足度が高い生徒は継続して高い…

キャリア教育の取り組みと「成果」に関する考察 (前編)

普通高校におけるインターンシップの成果について ※個人を特定できるような資料はありません、データの扱いには細心の注意をしています。 第一章 研究の背景 1. 本研究の問題意識 今日若者を取り巻く就業に関する状況はますます厳しさが増している。※1 こ…

「国語」はキャリア教育の中核となる?

国語の力がある者は他の教科もできる様になる? 模試での国語の評論読解力と小説の読解力の素点をもとに各教科の素点の相関を求めてみた。すると評論読解力は小説の読解力より全教科にわたって相関が高いという結果がでた。(下参照) つまり、国語の評論の読…

公民 「現代社会」の内容でアクティブラーニング

公民 「現代社会」の内容でアクティブラーニング 昨日は各教科・科目の内容でキャリア教育との関係を例示したが、具体的な例を一つ挙げてみました。 「概念的理解」を深めるために 仲間との協同学習を組み込んだ授業 組み立て(アウトライン) ①多くの子供が…

「キャリア教育」の視点から見た「各教科・科目の授業内容」

他教科の事を語るのはとても失礼で的を得ていないとも思われますが こんな視点を持ったらキャリア教育で求める力との接点が生まれるのではないかとあくまで「想像上」の話を書きます。 もちろん全ての面を網羅しているつもりはありません(念のため) 「能力…

放送大学「発達心理学特論」第5章 より

オープンスクールの代休 しかも部活動の生徒は模試のため 本日は久々の在宅でした(と言っても試験監督表の作成してましたが) ずっと貯まっていた放送大学のビデオ倍速でざっと受講 その中に「協同学習」の事が書かれていました その中で関心を持った点につ…

高校生時期の進路発達課題について

高校生期の発達課題 高校生期は,心身の全面にわたる発達が急激に進む時期 そんな中で 自分の人生をどう生きればよいか, 生きることの意味は何かということについて 思い悩み始める時期 自分というものを意識し 独立や自律の要求が高まっていく 所属する集…

「主体性」が共通のテーマ

授業でもキャリア教育でもスポーツでも、今求められているのは主体性 本日から副顧問をしているバレーボールの選手権大会が始まった 高校でバレーボールをしている選手にとっては とても大切な大会だ 以前は春の高校バレーと言われ あのバボちゃんが盛り上げ…

ICTを使ったリアルな授業 携帯で問題演習大会

Clicaで連続問題演習にトライしました。 本日は「オープンスクール」公開授業 ところが・・・・今は新人戦のシーズン 土曜日なので陸上・テニス・など公欠多数 そこで 以前からやってみようと思っていた Clicaで連続問題演習にトライ 各自携帯利用…

「産業社会と人間」とキャリア教育

授業でのキャリア教育というと 私は最初に前任校の総合学科での「産業社会と人間」の事を思い描く。 ~11年度 は商業高校で進学クラスを担当、ここが二校目の勤務先でした そして転勤して三校目の学校でお世話になることに、 ここでは 農業高校からの学科…

各教科における課題と教科特性

アクティブラーニングは教科による違いがあるのでは? 本日は球技大会につき 昼休みを利用してアップします。 昨日の「反転授業」のチャットの中に アクティブラーニングは教科による違いがあるのでは? というつぶやきがありました。 確かに 以前、名古屋の…

オンライン勉強会で話をしました

紹介していただきました。 10月30日のオンライン勉強会で最初にお話してくださるのは、静岡県立韮山高等学校で地理を教えていらっしゃる鈴木映司先生です。 第1回の勉強会でお話してくださった小林先生のFacebookページのwallでのやり取りをきっかけに、メッ…

問題の主体者だと自覚した瞬間に問題は解決できる。「子供兵」の話から。

鬼丸昌也氏講演会 「問題を解決し、未来を切り拓く自分になるために」を聴いてきました いただいた案内より↓ 「"問題解決力"を備えた人材が求められている」 「"問題解決力"を備えた人材の育成が必要だ」 とりわけ教育をはじめとした"人財"を扱う分野で、そ…

授業におけるコミュニケーションデザイン

授業におけるコミュニケーションデザイン ペアインタビュー ペアディスカッション グループディスカッション ディベート ロールプレイ ブレーンストーミング 熟議 ワールドカフェ ジグソー法 ギヤラリートーク (メリーゴーランドで) 仮説実験授業 ピアインス…

勤務校の様子

30日にFBグループ「反転授業研の究会」の仲間でちよっと話しをさせていただくので、 現在の勤務校に関するリンクを張りました。 勤務校の様子 公式HP(担当の先生が実にマメにアップしてくれています、今や学校にとって公式HPは表玄関) http://www.ed…

問題のレベル設定

「柱となる問い」はシンプルでコア 「どのような基準で発問を設定するのか?」 「教室にいる誰のレベルか?」という発問のレベル設定。 ZPDという考え方があるという ZPDとは 図中※21 Zone of proximal development ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキ…

ICTを使った学習あれこれ

ICTを使った学習は=「チャンス」世界はフラット! デジタルの世界には都会と田舎といった地理的ハンディはない。 これは地方におけるチャンス! 新しいテクノロジーを使った教育は世界的に始まったばかり、試行錯誤している。 ただ、分かっているのは今…