前回は
webの電話帳を使って住所検索→アドレスマッチング→レイヤーの作成→オリジナルGIS地図作成した。
これを様々な業種で行うと工業立地の特性が見えてくる。
さらに
「視点を足元に落とし身近な地域の産業立地と発展の経緯を探り地域の未来を想像してみる。」
地元の工場を取りあげ
「なぜそこにあるのか」「その工場・企業にはどのような歴史があるのか」「現状はどうなのか」「今後はどのようになっていくのか」地域と世界を結ぶ視点で考えさせたい。
「なぜそこにあるのか」「その工場・企業にはどのような歴史があるのか」「現状はどうなのか」「今後はどのようになっていくのか」地域と世界を結ぶ視点で考えさせたい。
今回は、生徒達が毎日見ている駅前の工場を題材にしてみた
企業のホームページで工場の配置・分業の様子を調べると
(臼井国際産業)
会社の歴史の中でどのように生産現場が移動している様子が確認できる。
高度成長期の生産現場の拡大→
円高不況で欧米そして東南アジアへ海外進出→
そしてBRICsへの進出、
教科書に載っている戦後経済の変遷を追うことができた。
それらの歴史と自分や家族の生い立ちなどを重ねてみると地域と自分の足取りが浮かび上がる
現状を把握しそこから未来を想像してみる。
(ファルマバレープロジェクト)http://www.fuji-pvc.jp/
ぼんやりとでも良いので、自分と地域の未来が浮かび上がってくればよい。
最後に自分が地元で働くならどんなことをしてみたいか、書かせてみた。
「どこで何をするべきなのか、地元で幸せに生きるには何が必要なのか?」
最後にそんな、答えのない問いかけをした。