GIS+アクティブラーニング+キャリア教育 (以前に取り組んだ授業例)
単元名
第Ⅰ部 自然と生活 1章 自然環境と生活4節 工業製品の生産と流通
工業製品の生産と流通について,
工業製品の生産と流通について,
工業の発達や立地,
世界の工業地域を大観し,
世界の工業の現状と課題および日本の工業の課題を考察する単元
3年前に実践した授業
・各種工業の成立と立地の特性
・世界の工業地帯と都市
・日本の工業と授業を進め、
宿題として班ごとに各工業ごとの立地の地図化を済ませ全員でシェア。
最終回の授業では地元地域の工業に視点を戻し、
そこから現代の工業の特性を考え今まで学んだ知識の再構築を計る
各自のアウトプットの機会を増やし知識を集結させて新たな高みへ教室を導く。
目標
・インターネットを使った情報収集方法とGISの活用といった地理的技能を知る。
・自己理解の源となる自分たちが暮らす身近な地域について関心を持つ。
・地理的なものの見方、考え方を理解し定着を図る。
・「問題」を感じ、問題意識を持ち自ら追究する姿勢を身につける。
・グループワークを通じて「集合智」を生みだしその過程を楽しみ大学教育や社会での
協業への接続をはかる。
ポイント
《本実践例から得られる-他校へのヒント》
話し合いの中で、他人の意見の重要性や視点の違いに気づくことで自己理解が深まる。
情報源について吟味したり、
表現方法を検討したり、
グループでコミュニケーションをとりながら答えを探る手法は高校だけでなく、
上級学校や社会に出てからの課題対応力に繋がる
評価については「何を教えたか」ではなく「何が出来るようになったか」で考える。
教科単元としての評価基準
【関心】
自然環境について関心を高め,産業と結びつけるともに,
自分の住んでいる地域 を客観的にとらえる視点を身に付けたか
【思考判断】
地理的事象から問題を発見し,
追究するとともに,科学的・客観的にとらえたか
【地理的技能】
コンピュータの利用法など具体的な例に触れ方法を身につけたか
工業の立地をとらえる視点や地域活性化の方策について考えられたか
【知識】
情報を得る方法を知り。地元の産業について述べられる
※ 評価については今後、この授業を実践するなら「書かせる」→「ルーブリック」評価という形をとる
今回の単元では3年前から取り組んでいる授業例、本年は二年生の2月頃この単元を取り扱う予定。