大学低年次のキャリア形成について
初年次キャリア支援授業の一つの取り組み
退学・留年・未就職
なぜ?
スムーズな社会移行支援
「主体的・自律的な人間」
・四年で卒業できない・未就職不明は約3割→《学校基本調査》
・実数は12万人
・これだけの人数が社会移行できていない。
・退学の三大要因
経済的理由20パーセント
転学・就職29パーセント
学力等 44パーセント
・学力の不安
大学には来たが、何をどうしたいのか何も決まっていない
まだ就職したくないのでとりあえず大学に来た
勉強あまり好きでないので巣線できた
人見知りが強く人と話せない、友達と話せない
不本意入学でここにいる価値を感じていない
・なぜこうなのかという問題特に「人見知り」「人と話す自信がない」
→親との関係がうまくいっていない
自分史が書けない18年間の出来事を引っ張り出している。
なんらかの形で「自分」をしっかり持っている学生は進んでいける。
そこで・・・・授業
・五つの視点
主体性の確立や自律支援
受講生はどのように変容していくのか
退学留年を減らす
変容を遂げた生徒はたくましい。
学生ファシリテーターの存在と役割
・閉塞疎外感《呪縛・思い込み・しらけ》
他律感《無気力・無関心・倦怠感》
自己否定《迷い・不安・心配》
アイスブレイクを多く実施し「安心安全」の空間にする。
この授業に来たらなんか楽しい
・最初はパラパラと休むがだいぶ経つと、
授業が始まる前に揃っている。
・最後は自分をまとめていく、発表する。
・15回の授業の中でどこかで気がつく
・四つのしくみ →「学生自信が前向きにどう動くか」
・自己開示・発見
・行動を通しての可能性や発見
・行動を通して学ぶ意識する。
・最終的には積極的な行動に。
・全ての授業が対話型
相手の言っていることをしっかり聞く
ここに持っていく
・丁寧な観察
人に興味を持つ
色眼鏡を排除する。
「ねばならない」を捨てる。
心の優しさを保つ
キーワードで記録する。
評価しない
・優れたフィードバックを生み出す
変容を促す
・人の心に届くフィードバック
自分が必要とされている。素直さを実現する。自分に自信を持つ
・ありのままと向き合う
その表現に意味がある。
助けを求めているのかも
・グループダイナミクス
退学の割合は減る。
・受講生の退学は二年生で半減している。
・変容した学生は強くたくましい。
・受講生から学生ファシリテーターを育成
・学生同士の学び舎結びつきは強い
・学生ファシリテーターからのインスパイア
・学生ファシリテーターの成長
ヒント満載でした。