経済産業の変化は著しい
「近代型能力」から「ポスト近代型能力」へ(本田由紀氏)
→今日、日本におけるサービス業従事者は人口の8割
高度な労働には学び直しが必要だ!
新聞を読んでいたらこんなデータがあった。
・高等教育は国家社会に有用な人材の育成、格差の是正に繋がる。
大学教育の機会均等については、
ヨーロッパは社会が負担、給付型奨学金の充実
米国の様に多様な大学が階層的に分布して、
低廉な授業料の州立大(8割が在籍)と高額な私立大学の選択。
・日本の高等教育は授業料が高い7割が私立大学に依存
→困窮家庭の大学進学は給付型奨学金の充実と授業料の減免が無いと難しい、
ローン型奨学金(貸与型)の増加で2012年にはなんと、
大学生の52 %が利用している。
・そして、返済できない者が増えているという現実。
卒業後の「所得連動型」ローンの導入で改善というプランもあるが。
・そして、その奨学金制度に矛盾も
「世帯分離措置」をしないと生活保護家庭では大学進学ができなくなることもある。
・欧米ではアファーマティブアクションとして教育の不平等を改正。
・子どもの貧困問題
・生活保護世帯と一般世帯の中途退学率や大学進学率の格差。(2倍以上)
・日本では高校卒業後の支援が薄い。
学び直しのチャンスが乏しい。
だから貧困からの脱却ができない。
・30歳くらいまでの支援が必用。
教育を積極的福祉ととらえる視点が必要ではないか?