Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

教員が忙しいのは

「夏休みなんでしょ、暇そうで良いね?」
「実は暇なんて全くありません!」
イメージ 1

OECDシュライヒャー氏が
日本の教育現場を褒めてくださったそうですが
おっしゃられている中に
懸念があったように
現場は結構ぎりぎりの状態です。

現場は多忙です
・学校経営、学校行事、部活動、なんでも学校が抱え込みます。
 乗車マナーの指導に夜の祭りの補導
 ネットモラルまで守備範囲は
 学校外の仮想空間にまで及びます。
 家庭と地域の役割の再構築が必要です。

 学校、課程、地域の役割分担が不明確、「学校の役割」の再定義が必要
 →確かに正論だが・・・・。
 部活動を地域にという声は以前からあったし、
 学校週五日制などは導入されたが解決していない。 
 解決策は?
 「チーム学校構想?」

マンパワーが不足しています!
・多様なニーズに細かく対応するには専門スタッフの増強が必要です、
 そして、学級担任などは日本はゼネラリストによる運営。
 「教員が担わなくても良い仕事を専門支援スタッフに委託する。」
 これができれば、仕事量だけでなく精神的な負担も軽減されます。

 特に専門家が入ることで成果が上がる指導分野としては
 →カウンセリング・部活動・進路など
 さらに別の分野として、事務支援、司書、ホームページ更新など。
 「教諭」の本来の仕事とはタイプが違うと思えます。

 業務分担を明確化するべきという欧米の考え方と、
 教諭が多面的に係わる日本型の良さ。

・2013中教審答申「チーム学校」では専門家を配置するが教諭が主軸という方向。
・それができないなら教員の持ち時間を減らす。
 (小学校24.5コマという現実・中学校17.5コマ・高校15コマ)
・教職員数の増加配置
 それが結果として労働基準法の遵守にも繋がります?

・本日から部活動の合宿をしながら学校説明会です。