Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2018.3.21 東京大学 アクティブラーナーズサミット 第2部

第2部 シンポジウム より
 「点から面にする」にはどうしたら良いのか。

 こんなカリキュラムマネジメント嫌だ!
 →「勘」と「経験」と「気合」の「3K」

 自校の現状を見える化して教育改善をくるくる回していく

 見える化=データに基づく
 何が課題なのかきっちり認識すること

  要するに→見える化・改善・くるくる」!
  データに基づくカリキュラムマネジメント

エビデンスドベースドポリシーメーキング
 《エビデンスに基づく政策立案》
・教育、福祉、医療がターゲット
・大学には10年前にIRが入ってきた
 《インストラクションリサーチ》
 これからは高校版のIRが求められる。
エビデンスベースドカリキュラムマネジメントが求められる。
 
 「事例くれくれ君」にならないように。
 事例の中のエッセンスを取り出し自校に合わせる。
「自分だったら」という視点を持つ
 (強く共感♡)

桐蔭学園 Institutional Research オフィスについて
エビデンスベースで見ていく
・三人で動いている。
教務の仕事と兼任

・授業改善
 走りながら考えていこう
 教室をコントロールする。
 授業をデザインする。
 学びをクリエイトする。

・成果が印象にすぎない
 確かに盛り上がっているが・・・・。
 →生徒たちの資質・能力は向上したのか。
・教員の意識と行動「やったことにしている教員」
・勘と経験と気合の3K
・データから考える人づくりへ

・感覚的に上がったをデータ化
 学び未来パス《河合塾》高一と高二で実施
 生徒タイプがわかる。
 勉学型、
 勉学そこそこ型、
 部活動型、
 交友通信型、
 読書漫画傾向型、
 ゲーム傾向型、
 行事不参加型
 以上七つのタイプ
 これと模擬試験の関係を調べる等している。

 勉学タイプと勉学そこそこ、読書漫画、行事不参加は模試高い
 コンピテンシーに関してはあまり関係ない

・アクティブラーニングを入れてもリテラシーコンピテンシーは伸びていない
 どうしたらよいかが課題。

・「溝上先生のホームページにデータあり」 

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・IRオフィスの役割
 生徒自身の学力以外のところから測定が出来る。
 保護者への説明責任
 教員の教育改善

・データ集収集の仕方。
 生徒はマーク方式年に一回
 職員はテキスト(文章記述)にて

・観点が見つけられて指導のヒントが見つけられる。

・走りながら考える→アジャイル

・データは「つなぐ」
 保護者と生徒をつなぐ
 生徒と未来をつなぐ
 教員と管理職をつなぐ

・他の教科の内容なんて知らないし
・学校教育目標なんてお題目じゃないの?
・実践事例→自分ごととして腹落ちしないと進まない

 ※フェルトセンス 意味感覚 ジェンドリンさん
  https://ja.wikipedia.org/wiki/ユージン・ジェンドリン

・コルブの学習経験モデル。
 「抽象的概念化」
 具体と抽象を行ったり来たりする往還が大切。
 
以前学校改革に携わっていたとき
多角的にデータを集めて分析をしながらすすめていたが
現場がますます忙しくなっており
なかなか取り組めていない。
この部分は
外部の研究者の人とタッグを組めれば
ベストだと思うのだが
一緒に数字を見る時間が無いと現場への還元に繋がらない
なかなか悩ましいところでもある。
 
  ※「追指導」(トランジション調査)も重要
 今取り組めている現場はどれくらいあるのだろう。