第2部 シンポジウム より
「点から面にする」にはどうしたら良いのか。
こんなカリキュラムマネジメントは嫌だ!
→「勘」と「経験」と「気合」の「3K」
自校の現状を見える化して教育改善をくるくる回していく
見える化=データに基づく
何が課題なのかきっちり認識すること
要するに→「見える化・改善・くるくる」!
データに基づくカリキュラムマネジメント
・エビデンスドベースドポリシーメーキング
《エビデンスに基づく政策立案》
・教育、福祉、医療がターゲット
・大学には10年前にIRが入ってきた
《インストラクションリサーチ》
これからは高校版のIRが求められる。
・エビデンスベースドカリキュラムマネジメントが求められる。
「事例くれくれ君」にならないように。
事例の中のエッセンスを取り出し自校に合わせる。
・「自分だったら」という視点を持つ
(強く共感♡)
桐蔭学園 Institutional Research オフィスについて
・成果が印象にすぎない
確かに盛り上がっているが・・・・。
→生徒たちの資質・能力は向上したのか。
・教員の意識と行動「やったことにしている教員」
・勘と経験と気合の3K
・データから考える人づくりへ
・感覚的に上がったをデータ化
学び未来パス《河合塾》高一と高二で実施
生徒タイプがわかる。
勉学型、
勉学そこそこ型、
部活動型、
交友通信型、
読書漫画傾向型、
ゲーム傾向型、
行事不参加型
以上七つのタイプ
これと模擬試験の関係を調べる等している。
勉学タイプと勉学そこそこ、読書漫画、行事不参加は模試高い
コンピテンシーに関してはあまり関係ない
どうしたらよいかが課題。
・「溝上先生のホームページにデータあり」
http://smizok.net/education/subpages/a00023(highschoolIR).html
・IRオフィスの役割
生徒自身の学力以外のところから測定が出来る。
保護者への説明責任
教員の教育改善
・データ集収集の仕方。
生徒はマーク方式年に一回
職員はテキスト(文章記述)にて
・観点が見つけられて指導のヒントが見つけられる。
・走りながら考える→アジャイル
・データは「つなぐ」
保護者と生徒をつなぐ
生徒と未来をつなぐ
教員と管理職をつなぐ
・他の教科の内容なんて知らないし
・学校教育目標なんてお題目じゃないの?
・実践事例→自分ごととして腹落ちしないと進まない
※フェルトセンス 意味感覚 ジェンドリンさん
https://ja.wikipedia.org/wiki/ユージン・ジェンドリン
・コルブの学習経験モデル。
「抽象的概念化」
具体と抽象を行ったり来たりする往還が大切。
以前学校改革に携わっていたとき
多角的にデータを集めて分析をしながらすすめていたが
現場がますます忙しくなっており
なかなか取り組めていない。
この部分は
外部の研究者の人とタッグを組めれば
ベストだと思うのだが
一緒に数字を見る時間が無いと現場への還元に繋がらない
なかなか悩ましいところでもある。
※「追指導」(トランジション調査)も重要
今取り組めている現場はどれくらいあるのだろう。