2018.3.21 東京大学 中原 アクティブラーナーズサミット
【第1部】 オープニング・全国調査報告
「アクティブラーナーを育てる学校づくりに向けて」・中原先生
数字は大事だがそこから先が見えない
・つながり
数字や物語がわかっても人のつながりが必要。
どのようにするか? 何をするか? 教育論それはそれで重要
次の段階になるとアクティブラーニングを生み出す組織論
そこに行かないといけない
「点」から「面」へ(今回のキーワードの一つ)
・アクティブラーナーを育てることは、日本の教育、
今世紀最大の「世直し」である。
・日本は広い、それに対して大学人は無力です、
現場の改革や地域の活性化は現場の人が面白がり、
実践していただけることが重要。
それがわかっていないと聞いただけでげんなりする
・最前線の先生に側方支援したい。
「全国調査からみるアクティブラーニング 三年間総まとめ」
・なぜ今アクティブラーニングなのか
・仕事社会の変化
・自分でキャリアを選ぶ
・他者と一緒に課題を解決する。
・自分で課題を発見して課題解決していく
・社会とか大学の変化に高校が対応する方向と
高校生が卒業して社会の形成者として活動していくという両方が必要
カリキュラムマネジメントが必要
・紙のクリッカーを使ってチームでゲームに挑戦
(ピアインストラクション風に)
・2017年 自校ではアクティブラーニングを取り組んでいると答えたのは
65パーセント
・数学は実施率が低いが伸びている。
・実施率が高いのは国語や英語
・七割が2014年以降取り組み始めた
導入のきっかけは・・・
「学習指導要領の改訂」、「効果がありそう」、「大学入試改革」
・多くの先生が独自に取り組んでいるから。
→ 組織で取り組んでいるへ
・校内研修の中身と頻度
年平均二回程度の研修
研修テーマは「大学入試」・「ICT」・「事例研究」が多い。
・この二年間で
教員がアクティブーニングの必要性を感じてきている。
・アクティブラーニングは方法論でなく学習観を変えていく。
・教科横断型の取り組みはどのくらい実施されているか?
・実施率総学等では五割・・・・教科の中での取り組みは二割
・大学との連携は学校レベルでは盛んに取り組まれているが
教科では取り組んでいない。
・カリキュラムマネジメントに取り組んでいる学校は
カリキュラムマネジメントの実施率が高い。
・カリキュラムマネージメントに取り組むと
アクティブラーニングの効果を実感!
・組織的な広がり成果も実感「高・大・社」のつながりも!