Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

5th 学びのイノベーションフォーラム  メモ③

「種蒔く校長としての3年間 -AL指数・R80・TO学習の考案-」 
               中島 博司(茨城県並木中等教育学校) 
・中島先生
 種まく校長としての三年間の講話

(※講演の個人的メモにつき主観が入っています。)

 ・公立の中高一貫校
NHKが継続取材してくれていて21種類のALが
 1月10日に全国アクティブラーニング特集として放映される。

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・本日のPPTは並木高校HP 校長通信 271 272号にアップされる。

・「アクティブ・ラーニング」

・「アクティブ・ラーニング」という言葉で全国の授業改革は進んだ。
・アクティブ・ラーニングには目的がある。
 アクティブラーナーを育成する。
・それぞれの先生がそれぞれの教科でデザインしているが
 「アクティブラーナー」を育成する授業はアクティブ・ラーニング

・「アクティブ・ラーニング」は二つに分かれる。
 探求・部活動・学校行事はイベント型アクティブラーニング
 これは以前からやってきた、
 普段の授業を補いかにアクティブ・ラーニングにするか。

・2016~ セカンドステージへ
 アクティブラーニングには3つのキーワードがある。

 一つ目は「アウトプット」
 二つ目は「協働」
 そして第三のキーワードは・・・・・?   
 「リスペクト」

 たくさんのアクティブラーニングを見学して
 何が違うか見た時に
 気がついた!

・リスペクトには四つの方向がある。
・まず、生徒間
・次に、生徒が先生を
・そして先生が生徒をリスペクト
・最後に先生同士がリスペクトしあっている。

・この四つが醸成されている学校は発展し地域に愛され発展していく。


・「AL」指数について
 50分の授業にとれだけALが入っているか
 AL10     AL20 と言った風に
・その先生がアクティブラーニングと考えていることは
 全部ALとしてカウントしていく。
・「メタ認知」する。

・中島考案「R80」アールエイティー
・どんな学校でも学力向上は最大テーマ
・「ツーセンテンス、接続詞で結ぶ、80文字以内で書く」
・学力の三要素の思考力判断力と共に論理力を育成しようと考えた。
・《大学入学共通テスト》の記述問題への対応。

・プレテストの国語の問は80字から120字
・学校ホームページのAL宝箱にR80の中に書式を入れているので参照して欲しい。
・この方法は行事、授業、といった学校教育だけでなく
 起業セミナーでも使ってもらっている。
 さらに若者が論理的に文仕様が書けないので
 企業教育、教育相談、等でも活用してもらっている。

・ALの先にあるのは論理力 
・整理することと伝えること
・学校のカリキュラムも大きく変更している。

・2017年はサードステージ
・再構築、個→集団→個、R80は慣れれば2分で終わる。
 最初は書けなくてもだんだん書けるようになる。
 400字はR80を五回と考えて書く。
 「自分の考えを文字にできる喜び」を感じさせる。

・対話
 インタラクティブな対話が大事
 TO学習(TeachingOthers)を開発中
 ハーバード大学の学生を授業に入れた
 ハバード大学に最も大切なのはインタラクティブ
   学年を超えた学び合いがおこった。
 教える者、教わる者どちらにとってもよい。

・リスペクト
 これはもちろん大事

・まとめ
 授業を変える。生徒を変える。学力向上→先生方が変わる→みんなが幸せになる。

・ALサインで締めくくり。