Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

5th 学びのイノベーションフォーラム  メモ②

残念ながら
昼食時のイベント・片付けで以下のプログラムには参加できず。

13:00-13:05<主催者挨拶> "教育イノベーションに向けて!" 
     小林直人早稲田大学 研究・イノベーション学会前副会長)

13:05-13:30<ネット対話のすすめ>"Zoomを使ってみよう" 
      松嶋 渉(山口県庁高校教育課)・福嶋 毅(Link & Cafe) 
     筒井 洋一(元京都精華大学)・倉本 龍(立命館守山中高)

13:30-15:50<実践報告>”学びを広げる”  司会 山下真司リクルート) 

「地域超えた新聞作りで21世紀型学力」 
                 二田 貴広(奈良女子大付属高校) 

イメージ 1

このあたりからフル参加
(個人的な講演メモのため主観が入っています。)

「ICTから教育の本質へ」 金子 暁(広尾学園
 生徒が本気すぎる!
・術前の医療カンファレンスに立ち会う
・海外大学オープンコンソーシアムの翻訳をする生徒、
 小中高生が見えるように
 英語の壁を越えようということで
 翻訳を始める。

 最初はインターナショナルコースの7人から始めた。
 今は50名になっている!
 
・医学サイエンスコースにも波及
 翻訳ボランティア
 アスクアカデミーというボランティアNPOの手伝いを行っている。
・英語を文字起こしして日本語をつけていく地道な仕事

 そして進路先は・・・・
・東大・京大推薦入試に合格していく。
・その大学その学部その研究室に何をしに行くかを知っている。

 従来の高校は
・部活と学校の勉強をしていれば良い、余計なことをするな!
 その枠の中で頑張れば未来は開けると言われていたが
 それでは未来は開けなくなっていて、
 どんどん外側に出ていく。
 それが進学実績に結びついていく
 
・それを頑張っていれば良い大学に行けるというのは
 モチベーションにはつながらない
 これからは日本の学校は二つに分かれる。
 一つの学校はモチベーションを上げる学校、
 もう一つはモチベーションを下げる学校

・学校の役目は「変化」でなく「進化」している。
イメージ 2

・始めた時は少しの人数だたが
 生涯に渡って学び続けるってどういうことだろう?

 枠の中ではなくて
 幅広い出会いがあれば
 自分がどこに向いているか
 6年間で本当に見つけた生徒が伸びる。

 どれがヒットするか計算はできない
 教科指導以外のところの学年の枠ははずした。
 一人一人違う 
 長い人生で何がどんな風に結びつくかわからない。

 保護者は大学合格実績ではないものを求めている
 本校を選んだ保護者だから理解してくれている。

 金子先生の話はこの夏から4回目
 聴く度に広尾学園
 先進性と本気度が伝わってくる。

 つづく・・・・