夏休みに他校の研修の講師を務めさせていただきました。
研修実施後、参加された先生方に
「質問・感想」をメモしていただきました。
・カリキュラムマネジメント、ルーブリック評価の重要性が理解できた。
・全ての授業に取り入れることは難しいと思うが
単元に1回くらい導入できれば良いのですが。
・対話的な学びで、
深まりが得られない場合の持って行き方は何か良い方法がありますか。
対話的な学びを多く実践する為の時間をどう作りだしていますか。
※発問の工夫・シンキングツールの活用
※システムアプローチ(地理の場合)
※プリントの工夫(予習できるスタイル)
・生徒同士の対話を行う事業ではたいへんな時間を必要とすると思います。
進学校に限らず、
進度との兼ね合いでなかなか上手くいかない現状をどうお考えか、
他校はどう実践しているのか。
※教授の部分は教科書や市販の教材で進めてしまう。
※他校の様子については調べればさまざまな情報が得られるので研究してください。
・施設(教室・IT環境)に恵まれている学校の話はいろいろと聴いています。
学校間格差を感じますが、できることからやっていくしかないと思います。
講義式は聞き流してしまい知識の定着が難しいのは事実で、
プラスαの活動や教唆制の提示で、
いかに子ども達に印象を与え、
次の興味を喚起するか、自分で調べようと思わせるか。そこが勝負。
・×〇×(成績処理システム)のせいで「評価」=10段階評定、
「評定」=5段階評定と間違えている人も多い。
評価=アセスメントという概念から整理していかないと、
高校の先生は中学校から学ぶべき。
日本や中国など東洋的な教育実践はもはや役に立たないのでしょうか?
※役に立つかどうかわたしには分かりませんので
日本の教育の良さ、
ご自身の授業の良さを世界に発信してみてはいかがでしょうか?
国際学会などにエントリーしてみてはいかがでしょうか?
・なぜ、カタカナ用語が多いのか、
やや抵抗在り。平易な日本語で説明できないのか。
アルファベットの頭文字による用語。
※教育の問題は世界共通の課題なので
その様になっていると思います。
・参考文献名が知りたいです。
※個人的にお知らせいたします。
・協同的な学習によって。
「学習内容」が長期的に定着することは分かったが、
その「学習内容」はドリルによっても定着可能なわけで、
高校における学習内容とは乖離している様に思われた。
「学習内容」の中身を示さずグラフで8週間の推移を見せられても
「じゃあ高校でも積極的に推進しよう」とは思わない。
※資料と説明が不十分でしたね。(反省)
・最初のビデオ(動画)がよかった。
・体育なので他教科と比べると
生徒同士・教員対生徒は対話がある中で学びやすいと思っています。
その特性を生かして考え工夫する生徒達を育てます。
・時間にも制限がある中どのくらいのペースでALをしているのか?
ALで教えきれない部分は生徒が自分で補う?
教員が補う方法は?
※大きなテーマをまとめるものは学期に4~5回程度です。
ペアワークなどは随時入れています。
教員が全て「教えきる?」という発想から抜け出したら
もっと自由に授業のデザインができると思います。
・ICTを使った授業を行っているが、
まだまだ活用の仕方があると思う。
お薦めのアプリ等教えて欲しい。
・情報量の多さが求められる中でもALを実践されている努力を見習いたい。
※ありがとうございます。
もっと良い授業をしないといけないと常々思っています
まだまだ努力不足と思っています。
・「過去の自分との比較」というのがALを取り入れる
大きなヒントになった。
ただ活動すれば良いということではないいう認識ができた。
・またお会いしましょう。
※教師同士で学ぶ会も近々開催しますので
ぜひとも足をお運びください。