Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

日本地理教育学会 第69回 大会 初日

日本地理教育学会 第69回 大会

「地理教育で考える対話型授業のあり方」がメインテーマ。
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国連統計部 
SDGs採択の効果 インパクトの測定 モニタリング
国連が可能な限り可視化することを推進
国連には環境統計地理統計部局が新設された

地理必須の流れへ  

大学入試センターの試行テスト
新学習要領で求められる主体的で対話的な深い学び
異なる学年ゲスト 読み取りは多岐に及ぶ
多様な実践を元に
豊かな対話的時授業を!

茨城県の小中高等学校の実践発表

小学校
主体的対話的深い学び
小学校では何も別にあたらしいことではない

魅力的な地域教材
問題解決型学習の充実
様々な形態の対話

「対話」の携え
・「対話」のあるパターン

1 地域《人》・・・地域人材、 
 授業構想→どんな人を関わらせたら良いのか
 水産工場 漁師 あえて地元にこだわって体験
 魚の網を子供が通り抜ける。
 しらす漁の船に乗ってみる。取って食べてみる。
 働く人と関わる体験

2 資料との対話
 古い写真 「一枚の写真から」 鰹節干物製造 

3 友達や教師との対話

 学びの共同体《佐藤学》を入れている。
 机の配置をコの字にする。
 A3サイズの -ホワイトボード を活用
 学級のみんなで対話

 3人グループの対話イメージ
 ホワイトボードを使っての対話
 8割の子供が肯定的に取り組んでいる。

・地域教材・・・魅力ある地域教材が鍵

1 自分ごととして捉えられる
2 切実感
3 見学調査体験
4 地域で活躍する人材

・対話を促進する「問題解決学習」

 つかむ  単元を貫く大きな問い
  ↓
 調べる
  ↓
 まとめる
  ↓
 いかす 提案をまとめでゲストに伝える。

・まとめ
1  身近な地域に重点を置いて
2  興味関心を高める。
3  対話を通して深める。 

中学校 
・新任三年目
・珍しい教科教室型の学校
 常に教具が充実した状態 掲示物なども貼りやすい メデイアスペース
 毎時間他の学年とすれ違い異学年交流になる。

・生徒の特徴
 資料の読み取りは苦手
 自分の言葉でまとめることが苦手

・ジグソー
 新聞づくり

・子供保護者 授業と言ったら教授型と思っていた。
 学力診断テストの成績が下がってしまったのが悩み
 県の平均より10ポイント下がった → 先生方が授業チェックに来る
 生徒がホワイトボードをうまくまとめていても・・・・

・活動の時間と基礎知識の定着の時間が必要。
 《茨城県での「しみじみと」は真剣にの意味》
※各自でノートを書いたり 下位を助ける活動が必要?
 
高校 
 地理教育で考える対話型授業のあり方

 ESDの実践
  総学で行った授業実践
 2022からの地理総合
 持続可能な授業づくり

 涸沼周辺の自然環境調査から考えるESD

 週2時間の探求
 一学期 ディベートと論理的思考
 二学期 涸沼のフィールドワーク
 大学の先生に来てもらい
 大学の視点で高校生にアドバイスしてもらう。
 異世代との対話
 役場の職員
 実際に一回の調査でも問題はないかと思うが
 二回行くことに意義がある。
 一回目行って何を調べるか 
 生徒自らの疑問で行動することができた。
 
 ※世界湖沼会議での発表《残念なことに台風で・・・》
 
・「フィールドワークは大切」と言われるが・・・・
 実際にフィールドワークを授業でする時間はあまりない
 総学で行った。
・教員自身がフィールドワークとは何かを理解していないと
 行く意味はない
・16名の生徒に5名の教師という手厚い指導
 二回のフィールドワーク
・卒業生からは好評
・問題点は「継続」していくこと!