Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

子どもの学びを大人の学びに

この夏も何カ所かで声をかけていただいて講演を行ってきた。
今年は「探究」をテーマとした依頼が多かった。

話しの主軸に持ってきたフレーズは
探究で「子どもの学び」を「大人の学び」に近づける。
 「答えが無い時代」だから経験を持ち寄る大人の学びが必要。

 子どもの学び(petagogy)教えてもらう→均等な経験をする。
 大人の学び(Andoragogy)各々の「経験」を持ち寄り仕事を進める。 
 どちらかにするという二項対立ではなく、
 学習をプロセスと考え
 段階的に移行していく必要があるのではという提案。
 
 そして・・・

「探究」は大人の学び、経験からの学びとなる。
 お互いの経験を尊重する事が前提となる。

 大人の学習目標とは?
①自己決定能力の向上 
 「自己実現・個人の成長」 マズロー 
 
②変容的学習 学習を通じてものの見方が変わる
 「認識・価値観の変化」 メジロ
 
③解放学習 自分のいる社会の見方(意識化)を変えて
 「社会を変える行動へ」 フレイレ

学び方で生徒は変わる。 
「銀行預金型教育」では生徒は銀行で教師の知識を預金していく、
 学習者は受動的で順応しやすくなる。

「課題提起型教育」を目指すと、
 提示されるテーマや課題を通して学習者は
 対話や話し合いをして自分生活状況に関して意識化し
 社会を変えていく行動をとるようになり
 主体的な学習者となる。 フレイレ(Freire,p,)

参加された方からの感想
 この会場では基調講演をさせていただいた。
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嬉しかったこと・・ 発問内容に対する答えで意気投合できた。
「なぜ深い学びが必要か」
「なぜ探究が必要か」
 という発問に対してのペアワーク時
 かの有名雑誌編集顧問の方と答えが全く一緒だったこと!