Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

学びのイノベーション フォーラム ICT編

 <第Ⅱ部 ”ICTでの支援”>


司会 小村 俊平(イノベーティブティチャー学会)
デジタルネイティブ世代と学校の未来
 

 野本 竜哉(iOSコンソーシアム)さん



・iOSコンソーシアム文教担当
・ICTによる教育の拡張を考えている
・講演に関するツイートも受け付けながら進行 

・浪人中「動く教材」と出会う。いつかICTが教育を変えてくれる日が来ると確信
・学びの意欲を高め、困っている若者を助けたい
・アップルのアプリを使って「教育が変わる?」と直感
ipad2がでたときジョブスは教育を変えると言っていた。

・金子先生(広尾学園)はICT教育で授業だけでなく学校経営も立て直す。
・電子媒体で定期テストの解説解答の配布で印刷代金削減
・学習履歴も残る

・「スクラッチ」ゲームを作っていく
・中二女子がプログラミングでゲーム作っている
・DNAの異変、実験の記録、英語の論文(翻訳機能で読み)プレゼン・・・・
・生徒全員が「学びの武器」を持つ
・情報端末は「教育」の仕事
・教育×ICT関係の個人活動を強化
電子書籍化で出版も容易に

・グーグルで「次世代教育のつくりかた」で検索
 
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日本大学で「キャリア教育」LINEのIDをさらしてその場でのチャットをした

広尾学園以外の例
・ビデオで撮って倍速で見ればよい
 →生徒自身に考えてもらう時間が生まれた。
・授業をある意味生徒側がコントロール
大阪大学
 →ドイツ語DragonDictation利用
 →ユーチューブ自己紹介アップ。
 先生はほとんど教えない
袖ヶ浦高校
 →ICTの活用で注目 
 →きっと注目されるから恥ずかしくないことをしなさい!

・オーストラリア
 →コルベカトリックカレッジ
 図書館を廃止して電子化→ラーニングセンターにした。
 →ゲームする生徒
 →学校のポータルサイトに生徒が「啓蒙VTR」を作って解決
 
・ICTの活用、
 短時間で高密度な授業ができる。
 これからの世の中で生き残る力がつく。
ipad一人一台がよい、win androyd よりよい。
・実際の導入例での声
・「予算が中途半端」
・「導入が目的で運用が回らない」
・「ICT使うと人はいらない?」(という誤解)
・「意欲がない」人は世の中にいる
・優れたコンテンツでも「飽きる」
・ゲーム・報酬・強制
→SNSを使って行けばうまくいくのでは?
・ednityのクローズドなSNSの活用(生徒・保護者・教師)
 
・学びのいい加減さの検証方法としてICTを使った例
 出てきた意見を
 →マインドマップでまとめる。
 →視覚化
 →分かったつもりになっている
 →再度バラして構築させるとできない
 →分かったつもりになっている事を実感

・アオイゼミ 
 画面の半分はライブ授業チャットができるので質問ができる。
・オンラインなのにコミュニティができている(過去の授業を見るときは有料)
・学校の先生以外から教わる機会ができる
・いろいろやっているがチョークトーク紙も重要
・教育の重要性は皆が今認識している

小村 俊平 さん  イノベーティブティチャー学会

・「新しい学び」とは、
 「与えられた課題」でなく「多様な人と協働しながら新しい価値」をつくる学び。
・チームでロボットづくりをするベネッセマイクロソフトコラボイベント
・3人に一台を与えレースとプレゼンを必須とする
・分業でなく「協働」
・ムハマドユヌスさんとの対話→話を聴いて新聞を作って発表
アメリカの学校と日本の学校の交流(米国の日本語を学んでいる学校との交流)
 →お互いの意欲が伝わりあう。
・話したいという人がいると語学の意欲は湧いてくる。
・スマートのこぎり(のこぎりにスマホを付けて計測)観察眼が鋭い教師は良い教師
 →スマホが観察眼の補足をする
・アウトプットだけでなくインプットするのにもICTは面白い。
 
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・「懇切丁寧」に向き合い「試行錯誤」を生み出す
 「効率的な分業」にとらわれない「創造的な協業」生徒と一緒、
 「ルールに従う」だけでなく「ルールを作る」
 「新しい学び」を担う、
 それが「イノベーティブティチャー」
 今ある椅子をとるのでなく新しい椅子を作る。
 自分はまた次の椅子を作りに行く。
 目利きセンスが大切。
・生徒の違いに気がつけるのは先生だけ
 「昨日と今日の違い」で褒めることができる。

ICT導入時の研修
・先生はipadをどうやって使うか?
 先生が生徒役をやってみて研修してみた

情報リテラシー 
 分からないはプラマイ0 
 使った事ないけどダメだぜは-2 
 リスクとって使ってみたらダメは+1と考える
 
・会場に来ていた高校生の発言「今の授業はつまらない!」
 「家で一人でやったら内容は分かる」
 「ICTつかって楽しい授業をして欲しい」

・面白いものは自分で作ろう。