1月に試験があるので、放送大学大学院の発達心理学特論の自習用問題をやってみた。
この年で、しかもある程度の仕事の経験を積んだ上で、
大学院の授業に触れると発見というか、
感動や事例を伴った理解に繋がってくる。
乳児の発達の問題で
他者の視点を通したものとの関わりという点で「9ヶ月革命」と言われる違いが出てくるらしい。
例えば母親が注意を払う物を目で追い始める(視線追従)、
見知らぬ物や出来事に出くわしたとき母親とそれを交互に見比べる(社会参照)、
自分の興味のある物や出来事を指さすことで母親の関心を引き寄せようとする(協 同注意)
など、がある。
人間には、他者を自分と類似した心を働かせる存在であると理解したり、他者の心の文脈にそって読み取ったりする社会的認知が備わっている。
なのに授業ではこの能力使わせていないなぁ
青年期の特性
青年期には、将来を現実的に考えるようになる。年齢と共に将来に対する不安は増大する。悲観が増加したり、希望を感じなくなったり、将来を漠然としたものとしてとらえるのが一般傾向らしい。かえって、非行や不登校の者の方が過去と現在が切り離された未来展望で楽観的なものらしい。
若者が将来を「不安」という言葉に置き換えるようになったのはいつからだろうか?
進路、
日本ではかつて、主体的な進路決定よりも成績や社会的評価、あるいは親や教師の期待が重視される進路決定があり、アイデンティティーの確立がなされなくとも自律した成人に移行できる、そんなプロセスがあった・・・・しかし、雇用体系が変化した今日、従来のようなプロセスをたどることは難しい・・・・
全くその通りだ!
中年期
「一般に中年期は過去の意味づけが活発になる」とされます。
現在の自己が過去の出来事と関連づけられて理解される、自伝的推論が多く行われるようになるとされます。また、時間的展望の観点からは、「今を大切にすることが未来や過去を良くすると考えるポジティブな現在思考が中年期のアイデンティティーの再構成をもたらします。」とあった。
そうなのかぁ
トランジション理論によると
何かが終わることや失うこと、
すなわち、
それまでつづいていたものの「終わり」から「転機」が始まるとされます。
なにかの終わりによる喪失感や空虚感を抱え、しかも、新たなものも見えないまま模索する苦しい時期を「中立圏」と呼びます。「中立圏」を乗り越えるには、自己管理、変化の実態の把握、捨てるもの・終了したもの・継続するもの、の見極め、自己のあるがままの受容、大きな決断には十分な時間をかけることが重要なポイントとされます。
ここんとこ、学んでいるというより、占いみたいです。
老年期
新しい場面の適応の際に働く流動的知能は、青年期をピークとして、その後は衰えます。経験の蓄積によって増大し、老年期に至っても衰えにくいのは「結晶性知能」です。
変化に順応できるのは若者の特性ですね。でもおじさんもがんばるよ。