1.まず、「キャリア教育」とは
・発達的観点を見ての進路指導。
・キャリア発達を支援する教育的働きかけであり
系統的・継続的な展開と個別的な対応が求められる。
・「個々人が生涯に渡って遂行する様々な立場や役割の連鎖およびその過程における
自己と働くことの関係付けや価値付けの累積」
(2004年文部科学省 キャリア教育の推進協議)
(2004年文部科学省 キャリア教育の推進協議)
2. 否定的な意見に対して。
※進路選択は生徒個人の意志であり、
※進路選択は生徒個人の意志であり、
それを「指導する必要は無い?」
そのような指導をしてはたくましさが育たない?
→混迷する時代、決められたコースの消失・進路情報の提供と共有
(社会の特性や構造の理解まで踏み込む必要が出てきているので生徒だけでは難し
い・大人でも先が読めない)
→コースを探す方法や基礎的な知識が必要。
単にマッチングの型にはめるのではなく
「進路」とは何か。
「前向きに生きるには」「どこでどう生きるか?」に関する指針は必要。
※「夢を持つことの大切さ・努力の大切さ」を式典で話す講師は多いが、
その夢や努力の仕方を具体的にサポートしていない学校や組織は多い。
それを具体的にサポートしていくのがキャリア教育。
※昨今はイベント的なキャリア教育から日々の授業教科への落とし込みや、
企業・市民教育など学校や地域の特性を考えた展開に発展している。
ワークキャリアからライフキャリアへの発想転換、キャリア発達からキャリア開発へ、これらを包括するのが「キャリアデザイン」
3.キャリアカウンセリングは最難関
目的「自分の力で社会の中で生きていけるようにする支援」
特徴=カウンセリング技術を必要とする+進路情報の保持・更新+期限の制約があ るという点で、本質的に難易度はとても高い。
広くて深い世界なんだなぁ。
本日は所用があり浜松に行ってきました。