苫野 一徳 さん 講話
縁あって本校での講話が実現しました。
・「絶対の真理は(わから)ない」
・良い答えを出すためには良い考え方をしなければいけない
世界の一切を「欲望・関心」に応じて認識している。
・哲学は「底の底から考える」
・絶対に正しい教育論などない
・あらゆる教育論は自分の「欲望や関心から」生まれているという事を知っておこ う。
・正しいか・正しくないかではなく「妥当か」→「共通了解」を得る
・「人間的欲望の本質は『自由』である」(ヘーゲル)
・良い答えを出すためには良い考え方をしなければいけない
世界の一切を「欲望・関心」に応じて認識している。
・哲学は「底の底から考える」
・絶対に正しい教育論などない
・あらゆる教育論は自分の「欲望や関心から」生まれているという事を知っておこ う。
・正しいか・正しくないかではなく「妥当か」→「共通了解」を得る
・「人間的欲望の本質は『自由』である」(ヘーゲル)
・勉強するのは何のため?
夕方からはZ会さんにおじゃまして大人向けの講話
①・「絶対」の答えはないから「絶対」の答えを求めるのはやめよう、
「それらしい答え」に納得しない 自分なりの答えを見つけよう
②自由になるため
・自由というのは「生きたいように生きられること」
そうなるには力がいる
・自由というのは「生きたいように生きられること」
そうなるには力がいる
なにかしらの「力能」がいる
・「一人一人が違う夢を持っていて良いんだ」
・誰もが自由に生きたいのだという欲望をとりあえずお互い認め合う、
・「一人一人が違う夢を持っていて良いんだ」
・誰もが自由に生きたいのだという欲望をとりあえずお互い認め合う、
それしか自分自身が自由になる方法は無い。
(確かに無法状態になると非効率的でムダが多い)
「自由の相互承認」
・全ての人は自由だということを法=権利として保障する
・それだけでは不十分
・それだけでは不十分
・各人の自由及び社会における自由の教養=力能を通した実質化
・個人 子供が自由になる力を身につける
・社会 自由の相互承認ができる感度を持つ
・自由の相互承認の「感度」を上げる
・個人 子供が自由になる力を身につける
・社会 自由の相互承認ができる感度を持つ
・自由の相互承認の「感度」を上げる
③学校は(時代にあったかたちで)「自由」になる力を育んでいるか?
今は 工業型社会から知識基盤社会への移行期
どんな未来になっても自由に生きていける力を付ける
今は 工業型社会から知識基盤社会への移行期
どんな未来になっても自由に生きていける力を付ける
感想
以前自分のブログにも書いてみたのだが人々が望むものは「幸福」だと思ってい た、「幸福」を感じている時は「自由」だ、だが「自由」なときは「幸福」とは限らない、ということは「自由」が本質だ。人によって「幸福」の形態は違うのにその根本には常に「自由」がある。
なるほどと思った。
今までのもやもやが今日の午後からの青空のように少し晴れた。
「生きてて良かった」という瞬間に出会うために生きている。
「この瞬間!」「やってきて良かった」と感じる時、確かに「生きている」と実感 する。
ここにも納得した
・教育の目的は「全ての子供達に各人の自由及び社会における相互承認の(教養=力 能)を通した実質化」
・授業においては、学びの個別化・共同化・プロジェクト化がこれからの教育には不 可欠と私も思う。
・学習の中で相互承認を作っていく工夫に取り組んでいきたい。