富士川の河口近く
左岸に雁堤が広がっている。
川の流れに対して
直線ではなく
空を飛ぶ渡り鳥の雁の群れが
連なって飛ぶ情景になぞらえて
河川と堤防の間に
普段は畑として利用できる遊水帯を設け
ぎざぎざに築堤している。
実際に堤防を歩いてみることにする。
堤防の内側(河川側)は耕地とスポーツ公園になっているが
この堤防かなりの高さがある。
堤防の外側は建物の三階程度の高さがある。
ハの字に並ぶ堤防の出っ張った部分に神社が有り
度重なる川の氾濫を沈めるために
かつて、人柱となった旅人を祭っている。
今は氾濫もなく桜の名所になっている。