昨日、地元国公立センター利用の「医学部」・「薬学部」等の推薦合格発表があった。
地域を代表する進学校として
「何人合格したのか」という数が注目される。
これは
単に、「高校のブランド」を保つという意味だけではない
地方では
怪我や病気で症状が進むと
半島の先から
地元にある大学付属の病院や医療センターに担ぎ込まれてくる
災害時にはドクターヘリに頼らなければならないだろう
地方といっても
ここは比較的都会に近いが
縁あってこの地に勤めても
末永く地元にいてくれるという訳ではない
他の地域からの移入をあてにするのではなく
やはり地元で生まれて育った
医療人に頼ることになる
この高校から
何人合格したかということは
何人合格したかということは
地域の医療の将来に直結する
この夏、身内が突然体調を崩し
受け入れ先の病院がなかなか見つからず
自分自身も
医療の心細さを体験した
地方は厳しい
医療関係は生徒達に最も人気がある研修先だ
多くの新入学生が最初に持つ夢だ
机上の学びばかりの普通高校生に
医療の現場の空気に触れてもらう
難しいことではない
これがインターンシップを続けている一つの理由
(↓今年の看護体験生の感想)
一つでも良い
医療に従事するとはどういうことか
その意義とやりがいをしっかり掴んで
欲しいと願って続けている
(薬剤師の体験生のメモ)