学校祭70周年記念講演で本庶さんの講演があった。
本庶 佑 さん
本庶さんは医学博士(京都大学・1975年)
・生物とは「情報」からなる。
先天的→ゲノム→生物の進化の記録
後天的→記憶→神経回路
環境 免疫系と病原の関係、正常なコントロールの限界を超えると病気になる。
・生物学の基本原則
3×109対の塩基がありその違いでヒトは規定される。
3×109対の塩基がありその違いでヒトは規定される。
・徒の個体にも「メンデルの遺伝」と「ダーウィンの進化論」の法則がある。
・時間が経てば経つほど種の中で変容する。
・塩基が一つ変化下だけで「鎌状」赤血球(ヘテロ)ができる。
・抗体は自然抗体と外部からの記憶抗体から作られ、母乳から供給される。
・高校では「教科書が正しい」と思って身につけるが、
大学では「教科書を疑うこと」
(丸木橋を架けること)
・三つのCと三つのC
Curiosity(好奇心) Courage(勇気) Challenge(挑戦)の三つのCと
Continuation(継続) Concentration(集中) Confidence(自信)の三つの
合計6つCが大切。
Continuation(継続) Concentration(集中) Confidence(自信)の三つの
合計6つCが大切。
カオス→混沌→無限の可能性がある。未知なものを楽しむ。
・生物と生物でないものの違いは?→「死ぬ」ということが生物の要素。
だから、生物の価値は「生きること」そして「いかに死ぬか」が大切。
だから、生物の価値は「生きること」そして「いかに死ぬか」が大切。
・子孫を残す、自分でエネルギーを生産する、環境に対応する→この三つを満たすと
生物は「幸福」と思う。
・後は「不安がない」こと。
・だから「幸福」と思うことは「根源的に正しい」
・後は「不安がない」こと。
・だから「幸福」と思うことは「根源的に正しい」
生徒から沢山の質問が出て時間オーバー。さらに控え室にまで追いかけていった生徒も大盛況でした。