Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2018センター地理B 感想

アニメがとりあげられたということで脚光を浴びている今年の地理Bだが
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・全体講評 
 分量は例年並み 
 易化 
 ※授業(復習してくれれば)と過去問演習で8~9割はいける。

・35問のうち、
 知識を問う発問13問、
 地理的思考力を問うもの22問

・地名物産の暗記だけでは解けない全体的に良問
・地理的技能の活用を目指す問題が増えた。

・一方、簡単な文章読解力(国語的読解力)や
 統計・読図力といつた基礎的学力の有無で差がつく問題も
 散見される。

・まだまだ違和感はあるが、
 傾向的には教科書に基づく学校での授業の延長を探ろう
 としている。

・世界の地理教育が求めているスキルと
 問題意識、それに基づく新教育課程への改編、
 今後より現場での授業改革と入試問題のシンクロを希望する。

 おまけ
・読図・交通・文字・オセアニアがでていた地理Aは難しくなっている感じ。
 さて追試は? 

34番の高山にヨーロッパ人が多い理由は。
  特にユダヤ人に人気という→「杉原千畝ルート」?
  もちろん「アニメ」の影響や白川郷の人気も考えられます。