Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

調査書は何通いるの?

「調査書は何通必要?」

 

暮れは私立大学の入試に向けて

出願手続きやその準備で慌ただしい。

その様な中で

最近は手続きも紙の願書から

Webに変化

そのために担任も

各大学のインターネットのホームページを閲覧する機会が増えている。

 

手続きの中で

必ず必要になるのが

高校の成績・出席状況等を記載した「調査書」

現場は2学期の成績会議も終了し「調査書」の作成に追われている。

 

昨今の受験は受験パターンや日程も複雑化

センター利用やセンター併願

本試験も大学独自の前期後期や中期

学部学科別や学部統一といった様々な方式があり

受付・締め切り日もまちまちだ。

 

既に受付が始まっている私立大も多い

早めに出願しないと試験会場や面接日程の希望が叶えられない事もある。

受験手続きはスマホやパソコン経由なので

写真もデータで送付といったケースも増えている。

 

「調査書」はいまだに紙

その様な中

昔と変わらないのが

高等学校等が発行する「調査書」

昔と変わらず「紙」であるため

郵送する必要がある。

 

そこで問題になるのがこの「調査書」の必要部数

大学統一で「一通」

以降はどこの学部をどの様な方式で受けても「1通でOK」という大学もあれば

学部単位・学科単位・入試手続き単位・入試方式単位・キャンパスごとなど様々

中には後期日程だけ別に必要とか

予約奨学金申請の場合は2通といったイレギュラーケースもある。

 

「調査書」は公文書なので

必要部数をしっかり把握した上で作成しなければならない。

もちろん受験生は調べて

必要数申請しているつもりだ。

 

しかし担任が調べていくと

意外と「一通でよい」大学が増えているのだが・・・・。

例えば

f:id:Geogami:20191225200907j:plain

この大学の Answer「1通で良い」のか、各々1通で「複数必要」なのか?

読み方によっては不明

人生にかかわることなので

結局電話する事になるが

既に年末の冬季休暇に入っていたりする。

この時期質問したい受験生・保護者・学校関係者は多いと思うが・・・

(ちなみに、上のHPの大学は新年にならないと問い合わせできない)

 

また、調べているうちに

ホームページが以前のままなのか?

大切な大学の入り口部分がちょっと頼りない大学もあったりする。

 

一生懸命、高校訪問など足繁く広報されても

こんなところから大学の「雰囲気」が垣間見えてしまうこともある。

 

そんなこんなで年末年始の閉庁期間を気にしながら担任団は

相変わらず慌ただしい

働き方改革とはほど遠い

年末のひとときを過ごしている。