Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「地理」の論述指導

昨日で、国公立難関大の2次試験が一段落した。「ホッ」

直前に、「がんばります」メッセージも届き

あとは実力を発揮できる事を祈る時となった。

 

三年の「論述」指導? そんなのがあるの?

「地理」って共通テストまでじゃないの?

 

受験生の数は少ないが文系の難関大は

受験に地歴2科目必要であったり

一部の国公立大は2次試験を「地理」で受験が可能だ。

 

文系の授業を受け持ち

該当生徒の指導を始めたのが4月から

授業とは別メニューとして今年もICTを活用して

個別対応としてきた。

 

LoiloNoteFor School を活用、基本例題は「提出箱」

添削は56題の基本問題と抽出した国公立大学の過去問 約100題程度

こちらはデータを共有できる「提出箱」に提出して

添削結果を本人に返却するだけでなく

添削結果を他の受講生とも共有できるので

友達の書いた添削から学ぶ事もできるようにしている。

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大学の過去問演習は手書きさせて写真で送る個別対応

LoiloNoteFor Schoolでひとり一人の答案を添削して

フィードバックする。(共通テスト以降ほぼ毎日)

 

生徒の答案は手書きにこだわり

LoiloNoteFor Schoolのカードに打ち込ませない。

それは、漢字の間違えや「くせ字」を発見するためだ。

実際、書かせてみないと分らない。

 

 (添削例)

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以前は職員室前に「添削希望」の箱を置いて

朝受け取り返りに返すことを目標に取り組んでいたが

昨今は学校が止まってしまう様な、コロナ禍という状況なので

デジタルの力を借りて進めてきた。

数年前からこのスタイルで進めている。

この方法ならば土日祝日も提出・返却ができるため

自然と頻度は上がる。

 

過去問演習は大学ごとに問題が違う上

この時期には「地理」とは別に

「小論文」の指導も入ってくるので

この1ヶ月半の間は

なかなかハードな状況だった。

 

こちらも、やれることはやった

あとは吉報を待つのみだ。