Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

第八回 産業能率大学「キャリア教育推進フォーラム」溝上先生

京都大学 溝上先生

・①何のためアクティブラーニングなのか
・②10年のトランジション調査の結果
・実際の仕事はPBL→それを支える「個」の力。
・いくら集団で仕上げるといっても個人の仕事がある

・個人と集団を行き来する。
・実際の仕事ではフロント課題(現場)に近ければ近いほど協働で行っている。
・研究もお金がかかってきて一人の研究ではお金がつかない。
・大学でもカリキュラムレベルで連携している。
 (カリキュラムマップやコースツリー)
・様々な課題を通してのコラボレーションが求められる。
・学校→社会→職業 といっているが
 SOCIALではなくAdaltを目指す。
・学校教育は職業人の育成だけではない。
・アクティブラーニングの必要は社会の変化から
・「追いつけ追い越せ」が70-80年代
・1990年まで近代の成熟~第二段階へ
・近代とは何か?→
 技術を基に制度や社会システムが
 「国民国家」の理念の基に様々な制度やシステムが作られてきた、
 自然や伝統からの脱却が行われた。
 
 「構造化」「システム化」・「近代学校教育」
 →「国民国家」国民がしっかり勉強することによって国がさかえる。
・国民をしっかり育てるための教育、義務教育
・1980年代まではどこの学校を出たのか?という「箱」の問題だった。
・近代の初期のモードである程度の成熟まできたが現在は「再構造化」が必要。
・旧来のシステムと新しいシステムを交換していく。
(近代はまだ終わっていない。)
 
・近代の第①ラウンドの構造では学校を社会に送り出す
 という方法ができなくなってきている。
・社会に繋げていくという機能が弱くなってきている。
・学校から社会への移行、1970年代に西欧で言われていた。
・日本は何とかなっていた。
・就職した先も。
・「個人の選択」というもののウェートが重くなってきた。
・「構造」(構造を利用して自分で進んでいく)と「エージェンシー」
・構造に対して主体性を理解していく。
・この「主体性」が社会学からでてきている。
 という点、教育がずっと言っていたのが「社会学から」でてきた。
 
・「エージェンシー」社会にのってきて、
 自分で考えて様々な世界を構成する。
・近代社会のアプローチ
・1980は適応「フィッティング」「アドジャスト」させていく
 →教室ではこの様に授業を受けものだ
 →「アウトサイドイン」だった、
・(構造)に入っていくのだが入っていく生き方画ある(内的適応)
・2000年代以降は「構造」が弱体化
 
・東大京大を出ても7割8割はちょっと何とかしないと、いけない。
・「エージェンシーの重要性」
・反転授業は島根大が盛ん
・「目的目標の旧来性」が残念だった。
・「理解をする」ということだけに終始している。
・アクティブラーニングは「アクティブなラーニング」
 ではなく「あらゆる活動が関与する」学習。
・パッシブラーニングからの脱却
・自分の考えを書いたり発表する。
・様々な他者を相手に仕事をする。
・認知プロセス「思考」を鍛えていく。
・ただし「思考」は狭い、「言語」というものは「思考」を作る。
 「言語能力は大切」
・「語彙」画貧弱だと思考は進まない。
・「記憶」は「ワーキングメモリー」の部分
 「キャッシュメモリー」(作動記憶)が大切
・活動しながら作動している記憶→
 ワーキングメモリー、トレーニング必要
・認知機能を徹底的に鍛えていく必要がある。
・企業→しっかり考える、しっかり言葉を使う学生が欲しい。
 「強烈な個性」を学校が教室の中で作れるか。
・「学校教育」と「職場」での直接経験では
 「職場」が重要、学校は「10%」だがその10%が重要。
 
 あくまで「忘備録メモ」です。読みにくくてすみません。