Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「用語を覚える」事の意味

地歴は覚えることが多いとよく言われる
 インターネットが普及し
 覚えることの価値は相対的に下がったかも知れない
 しかし、教科科目に関係する最低限の
 「知識(地名や人名・概念だったりする)」を持っていること
 そしてそれを「正確に理解していること」、
 若い間にそれを増やしておくこと、
 この重要性は高まっているのではないだろうか?
 
 
・私たちは、身近に出会う様々なものごとに「名前」をつけている。
・人々はものごとから感じ取った本質を見抜いて「名前」にして固定しておく
 (本質主義)
 
・「名前」はそれを知ることによって
 そのものがどのような「本質」を持っているのか
 どのようなジャンル・カテゴリーに分類できるのか?
 連想させてくれる。
 
 
 「名前」にしておけば、いつでも安定させて、
   持ち運びもでき、時には数えることもできる。
・ものに「名前をつける」ということは
   物事の「本質」を最も簡単に表現するという事だ。
 
 その、「名前」を知っているということは
 そのものにある種の「本質」」があって、
 その本質が時や場所を隔ててまだ見たことのないものであっても
   それが同じジャンル・カテゴリーに属するものであれば
 たぶん、同じ特徴を持つと判断できる。
 
・この様に考えると、
 「知識」があれば
 人は「知識」によって世の中のものの成り立ちを実際に見たり
 触ったりしなくても掴んでいける。
 さらに、始めて出会ったものごとでも、
 自分の知っているものと同じ種類のものだと分かったり、
 物事の変化の原因と結果を推測できたりすることができる
 
・ものごとの本質と結びついている「言葉」を覚えることで。 
 人はそれを介して「モデル」として現実を理解していく。
 だから、知識を多く持っているということは
 多くのモデルを持っているということで
 「知識基盤社会」においては
 かなり有利な武器となる。

 単に用語を知っているというだけで無く
 その本質をしっかり理解して覚えているということは
 これは現代の社会において
 人が賢明に生きるために欠かせない重要な事項の1つであろう。
 
 
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