Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

人はどんな風にして熟達していくのか?

・人はどんな風にして熟達していくのか?
・ノーマンはモールス信号のベテランの仕事ぶりから
 「熟達」を考えた
 
 
 
 人の熟達の過程は3つある
 
 ⇒集積・構造化・調整の流れだ
 
・熟達化のプロセスは、
 関係する情報の「集積」「構造化」「調整」を
 行ったり来たりしながら、
 だんだん集める情報や構造化の仕方、
 調整の仕方の質が上がっていき、
 手間暇かけて
 あるときは急な思いつきで 
「作業のやり方を再構成」しながら
 多様で複雑な情報を1つにまとめて
 高度な構造化につなげる
 
 「再」構造化している時には
 以前できていたことができなくなったり
 するのが遅くなったりしてしまうこともある
 こんな時人は「後退している」と
 勘違いしてしまうかも知れない
 そうでは無く
 それは
 よりフレキシブルに多くの問題を解決できる
 より大きな構造をつくっている時なのだ
 
・複雑な熟達の過程の進行には、
 情報の集積や構造化・調整・「再」構造化の
 それぞれの段階で、
 互いに違うことを試せ、
 話し合い、
 学び合う、
 必要がある
 
 この様な場が
 教育の現場にないことが
 今日の教育現場の閉塞感に繋がっているのだろう。
 
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