「都市問題」についてのビデオ作成と相互評価
先週は三回の公開授業を行った
うち二回は
「都市問題」についての章で
生徒が8つのグループに分かれ
90秒という尺を与えて
世界各地のさまざまな立場からのレポートという設定で
「現地の声を交えて問題の解決策を提案する」ビデオを作成した。
作成場所は資料もふんだんにあり、
スペースにも余裕がある図書室をお借りした
公開授業時は生徒達が作成したビデオを班ごとで視聴→評価→投票
さらに、8つのレポートを繋げて「都市問題」の全体像をつかみ
さらに、キャリア教育のライフプランニングと市民教育の視点から
「2040年時点で都市問題はどのようになっていると考えますか?」
「自分の住んでいる市町村の場合はどうなっているだろうか?」
という問いに対しての意見も求めている。
といった流れ
使用機材は
iPad14台(うち教師用2台)
・プロジェクター
・モニタ
・スクリーン
ロイロノート
iPad搭載のカメラとAirPlay
動画編集はiMove
参照先のURLはQR CODEにしてプリントに印刷しておく。
参照先のURLはQR CODEにしてプリントに印刷しておく。
6月23日の初回がいきなり公開授業となるが・・・
前日の深夜まで生徒のつくったビデオをつないだり、
班ごとに視聴するために動画を各iPadにコピーしたり
当然、いつもの指導案も作成・印刷・配布準備などの雑用もあり
普段の公開授業より慌ただしい1日
授業が始まってからも機材にいろいろなトラブルが起こり
この日はビデオの視聴で終わる。
肝心な内容の統合や
問いの共有といったねらいまで進めず
多くの方に参観してもらっていたのだが
とても残念な結果に終わる・・・・
それでも先生方の感想はおおむね好評
ただし、授業者が気づいている部分をしっかりと指摘してくれた
感想もあり
週末にある2回目の研究授業に向けて
授業プランの再構築をはかる
続いてやってきた2回目の公開授業
前回トラブルがあった機械の調整と確認
評価手順の簡素化を行った
さらになるべく動画を各自のペースで見られるように
全体でのビデオの視聴を廃止し
グループでの視聴のみとした
この流れは成功し
授業時間内で
各ビデオの内容の統合→「都市問題の全体像の把握」
→身の回りの問題への気づき
予定通りの内容が終了できた
今後は違うテーマであってもかなりスムーズに
授業展開ができそうだ。