Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2015 IAEVGに参加して (感想)

このままだと、日本はたぶん「ガラケー」と同じになっちゃうかも!

欧米でも途上国でも、
世界の流れは「やりたいこと」をしっかり考えさせて、
そこに沿ったかたちで案内をしていく。
日本のように曖昧にしたまま上級学校には送らない。


何か問題があると日本はみんな担任が対応するって話をしたら

海外には多分野のカウンセラーがいて、(何となく知ってはいたが・・・)
専門性を生かして分業している。
カリフォルニアの先生に日本もそうしなさいよと言われた。
さまざまな専門家が学校にいることは交通整理は大変だろうが、
最近は労働市場のトレンドを教えるような専門家もいるらしい。

話題になっているテーマが違う!

天職とは
自分のルーツは
宗教
価値観
異なる文化
社会正義の実現
日本のキャリア教育ではあまり語られない側面が語られていた

教科の中でのキャリア教育

キャリアカウンセラーと教科の先生でTTをしているという事例もあった。
教科の中でのキャリア教育をする前に教科の内容で育まれる力を意識すべき
各教科の持っている思考方法を身につけさせる!

ICTの活用

SNSを活用したキャリアガイダンス・カウンセリングのデリバリーは
予想以上に進んでいる。


東北からの報告では

・被災した時の子供達は
 泣いていたわけではない
 小さい子供をあやしたり、水を運んでいたり
 小さい子供たちを励ましたりしていた
 人のために誰かのために頑張るってことは
 生きることになった
・「自分のためだけでなく他のひとのため」が強くする
「子供達の成長は待ってくれない」
 「学校だけが希望だった」
 「復興」で終わらずに「地方創生へ」
 東北から国を引っ張る地方創生を
 それができて初めて震災を乗り越えられたということか

「学歴」とは


 世界では学歴といえば、
何処の大学を出ているかではなくドクターを持っているかいないかをまず見られる。しっかりとした研究の手法を持っているかどうかが今後は大切なことになるだろう。
(これは「教科の中でのキャリア教育」と同じ文脈)

感想
  「世界大会」レベルの学会に今まで参加したことがなかったのだが、「旧知の友人」や「同僚」と呼び合う世界各国の参加者の様子を見ていて、英語の問題が解決できれば「世界はきっと楽しいんだろうなぁ」と直感した。

ちなみに来年はスペインです。
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 三日間の参戦でおなかいっぱいの状態、整理を進めて報告していきます。