Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

静岡大学での出張講義(後編)

2015.9.26 静岡大学人文学部「私は誰?気候編」(ネイチャーゲーム型)

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参加者からの振り返りの言葉(15名) 昨日の続き


仕組み
〇さまざまな道具が生徒を飽きさせない
〇集団で行うのか効果的であった
〇おもしろい
〇質問できるのは同じ人に一回、
 終わった生徒はサポートに回るというルールがあることで
 グループワークが苦手な生徒も参加しやすくなっていると思いました。
〇教科書だけで無く自分たちで言葉を組み合わせる練習ができる点。
 Yes・Noだけの質問を考えるのは難しいので頭の体操になるし、
 自分の力になるので良いなぁと思った。
・今回は「まとめ」であったが
 いつもはどうしているのだろう。
・最も多かった質問は「教える知識が多い地歴で、
 アクティブラーニングを取り入れて全部終われるか
 時間がたりなくならないか?」。
・意見を出し合うことで一人ひとりが理解できる。

仕掛け
・教科書の文通りになるのをどう防ぐか。
・質問に関しては「はい」・「いいえ」の他に
「どちらともいえない」があると良いと思いました。
・予習用プリントや文章に起こすプリントは
 後の復習にも役立ちそうだと思いました。
・クリップやカードなどたくさんの道具を使っている。
・ホワイトボードは、教育実習の際にも多用しましたが、
 やはりアクティブラーニングには欠かせない道具ですね。

教え方
・個々への働きかけより、全体への働きかけが多かった。
 (日頃の働きかけで生徒全体が動ける)
・生徒の活動で、内容の整理からまとめまでできる事が良いと思います。
 学校でなければできないことです。(家で1人では無理)
・学び方の手順が非常に分かりやすい。道筋が通っている。
〇地理が分からない人に適切な「ヒント」を与えてくれて良かった。
〇話し合いや動きがあるから眠くなる人がいない。
 アップが楽しく授業に入り込んでいく。
〇大事な者を関連づけられている。

支え方
〇コミュニケーションの動きをしっかり決めておくことで
 楽しめる動きになっている。
・正解到達型の気がする。
・話し合いが行き詰まっているグループに助言することで、
 またグループワークが活性化すると思いました。
・小人数での話し合いは、一人の発言回数が増え、
 アウトプットの機会が増えることに繋がって良い点だと思います。

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感想
・最後のグループで文章化する作業では、
 話す人が固定化されていた。
 理解を深める上ではできる子がやった方が良いのかもしれない。
・準備が必要なので、すぐに導入できませんが、とても参考になりました。
・missionⅠ~Ⅲまで①時間でやりきることが想像できません。
 すごいの一言です。
・次の目標へと意欲がわく終わり方を工夫すると良いのでは。
・自分のグループで考えたことに対しての理解は深まるが、
 他のグループで考えたことは移すだけになるのではないか?
 そこをどうフォローしていくかが疑問。
・参考になりました、自分自身でも取り組んでみたいです。
・予習の有無によって授業への取り組み方が違ってきそうですが、
 予習のチェックをするかどうかが気なりました。
・自分がまだアクティブラーニングど素人で、
 何が良くて何が悪いか分かりませんが、
 少なくとも自分から参加しよう!と意欲的になれる授業でした。