Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2016「ジョブインタビュー」 後半

現勤務校ではインターンシップに参加できなかった1年生は
全員「ジョブインタビュー」(職業インタビュー)を行っている。

 本日はその中からの抜粋 (後半)

・コーディネーター兼現場監督
 「家」はお客さんにとって一生に何度もない大きな買い物、
 お客さんの要望に添うために細かいコミュニケーションが必要。
 お客さんの求められるデザインのものを探す。
 無いときは職人さんとつくるために多くの知識が必要。
 ミスが許されないという重圧もある。
 お客さんのイメージしているものの絵をその場で描けると良い。

・水道工務店
 従業員が途中からお弁当を持ってこれなくなり、
 会社として給食で対応した。
 企業では小さな問題でも臨機応変にさまざまな手段を考えて対応して
 解決することが大切で、
 これが一瞬の判断が必要な現場では大切。

 労働社会保険諸法令に基づく
 書類の作成・提出代行・帳簿書類の作成・労働に関するコンサルティング
 国と会社と労働者の間に立って経営者も従業員も
 全ての人が中心に働ける環境を作りたい。

・医師
 紙の勉強も大切だけど、
 部活や課外活動などいろいろな経験を積み、
 多くの失敗も経験すること。
 失敗を糧によりよいものを作りあげるための力を身につけること。
 さまざまな見方や考え方を知り、
 人それぞれの価値観が違うことを知ること。
 多くの経験を通して人間力を高め自分なりのポリシーを持つこと。
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・接客業
 お客さんが何を求めているかを感じとるために、
 お皿を洗っている時やオーダーをとるときでも、
 全てのテーブルのお客さんの話し声を聞いておく。
 オーダーが来そうなドリンクなどは、
 あらかじめ準備しておく。 
 また、
 席の予約を取る際には電話での声や名前などで
 同業者の型がお店にいるかどうかを判断し、
 確認をとるなど配慮する。

・獣医
 営業時間など決めても急患などで24時間働いているのと同じ。
 とてもハード、
 本当に動物が好きで助けたいと思わなければできない。

・弁護士
 いろいろな経験は弁護士になってから役立った。
 弁護士で一番必要な力は、
 人の話を聞く力だ。
 依頼人はいろいろな人がいて意見が食い違うことは当然あって、
 その時に話を聞いていないとたいへんなことを聞き漏らしてしまう。
 一人ひとりに個性があり価値観も違う。
 視野が狭ければその一が何をして欲しいのか分からなくなってしまう。

・三味線の師範
 仕事=金を稼ぐという考えはない。
 仕事=自分の人生を楽しくするための方法という精神がある。

・葬祭業
 「受動的ばかりではなく、能動的になるべき。」
 自分で考えることが大切。

・地球環境史ミュージアム
 物事を人に伝える、
 「発信する」時にはどの様な所に気をつけているのか。
 「分かりやすく伝える」ということ、
 相手によって伝えかたを変える。
 「専門的」な部分と「かみ砕いた」部分を調整させていく。
 「分かりやすい説明を心がけている。」
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・栄養士
 高校で力を入れた方が良い教科、
 食品開発なら理数系で化学と生物。
 進学後は理系では
 栄養計算、栄養素の体内での消化吸収に関する生命科学、臨床栄養学を学ぶ。
 文系では
 栄養相談、セミナーの機会が多い。

・公務員
 企業でも公務員でも
 「責任」「コミュニケーション能力」「やりがい」が必要。
 「仕事が好き」でなければ辛い。
 
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来週の月曜日に発表会を計画している。