Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2016年「ジョブインタビュー」前半

現勤務校ではインターンシップに参加できなかった1年生は
全員「ジョブインタビュー」(職業インタビュー)を行っている。

 本日はその中からの抜粋

・手話通訳者
 資格は難関。
 全国には3000人と少ない、
 三島市に1人しかいない。
 手や腕を酷使する仕事。
 収入も不安定。
 通訳が分かりやすいといわれると嬉しい。
 ストレスを与えないで通訳したい。

・県職員
  児童相談・障害者の担当。 
 一般職に比べ県民の声を直接聞く機会が多いため
 お礼を言われるとやりがいを感じる。
 公務員は経験したことのない部署に異動させられることがあるので
 新しく覚えることが多くなりたいへん。
 法律や規則が頭に入っていることが有利、
 感情に流されず法律を厳守する。
 組織人としての責任ある行動が求められる。

・中学校教諭
 平均労働時間は10時間を超える。
 教え方を真似するだけではダメ。
 どんな仕事にも観察→仮説→実験→考察というプロセスが大切。
 自分なりの答えを見つけていくことが
 よりよい授業に繋がる。
 覚えるだけの授業ではダメと気づいて
 自分は何を教えているのかを考えた。
 高校のうちは何か自分の軸になるものを見つけることが大切。

・リッツカールトンのバレットサービス
 ホテルに来たお客さんのお出迎え、
 お見送り、車の出し入れなど。
 お客様が求めている事を先にする事が大切。
 英語は重要。

・小学校教諭
 勤務時間が長い、全ての子どもとの信頼関係が築けないとたいへん。
 テレビを観ていてもこれ授業に使えないかなと思ったり、
 生活全部が仕事に繋がっている。
 共同型の学習の導入をしている。

ポルトガル大使館員
 日本語とポルトガル語の2カ国の読み書きの能力が必要。
 その上多くの職員は最低英語もある程度できる。
 外国人に日本のことを尋ねられて答えられないほど恥ずかしいことはない。
 自分の国について知ること。

・外交官
 日本の事柄についての知識があれば外国人との会話に便利、
 日本は食糧や技術の援助をする。
 我慢と耐える力が必要。

・スポーツ用品販売
 学生の間は親や先生に守られているが
 社会に出たら良い意味でも悪い意味でも自己責任、
 全て自分にかかってくる。

・アスレチックトレーナー
 仕事において「たいへんなこと」は「ない」
 「自分が好きな事ができているから。」

・メーカー開発
 開発の仕事では成功より失敗の方が多い。
 そのアイデアが世界水準においてどのレベルに位置しているのかを考える。
 相手の立場を理解した上で堂々と発言する。
 「人のためになっている」と実感できたときが一番嬉しい。

・メーカー開発
 インタビューしてみて
 高校の勉強が将来の就職に大きく関わっている事が分かった。

・看護師
 「苦労は?」と聞いた時
 「先生と患者さんの間に立つとき」という答えは予想ができませんでした。
 患者さんの気持ちを考えてあげる事は凄くたいへんだけれども
 凄く大切なことだと分かりました。

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 明日は後半を紹介します。