Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2017夏のイベント祭りに想う

  「最近『研修』イベント増えてない?」

必要なものを探しながら
キャリア教育から
アクテイブ・ラーニングという流れで
自然に取り組みを続けてきた。

自分も何度か登壇する機会をいただいたりしているのだが
最近は研修の機会がとても増えたと想う。

イメージ 1

今年の夏はまさに「夏祭り」状態↑

以前は長期休暇に数回程度だったのだが
最近は各週末ごとにイベントもあるし
長期休暇の時期には(実際は休めないが・・・)
積極的に参加しようとすると
片手どころか
両手でも足りないくらいの機会がある。
これは大きな変革の流れが広まっている証拠だろう。

今年の夏もキャリア、教科、教授法、評価法、ICT
さまざまな機会に参加させていただいた。

「次」どうする?
まだこれから、参加・登壇する機会も残しているが
どの集まりに顔を出しても
共通の話題は
普及の段階は終わった
「そろそろ『次』を考えています、さあどうしよう?」
という話題。

学会ならば
研究という目的がしっかりあり
上位学会の日程・予定で動くのだが
「普及・促進」が目的となるフォーラムなどは
一つの節目にさしかかっている

 想うに・・・
リアルに集う会としては
①トレンドや情報交換をメインとする全国的(世界も?)集まり
②地元地域で実践を持ち寄る少人数グループ
③研究者の動向が分かるアカデミックな場所で
 研究の成果を学べる機会(国内・国際レベル)

その他として
休職して進学というのが難しい現状
働きなから学ぶというのを前提に
④ICTや通信教育などで
 理論と実践、特に理論の部分を
 学問的に計測して学ぶ機会
以上④点が必要かと考える。
 
 もちろん読書やSNSでの情報交換
 資格取得・維持講座
 公開授業・公の研修も必要だ。
ICT・リアルミックス
 そして、⑤としてこれらをネット上で展開していく
 仕組みはこれから進むと想われる。

 昨日参加した「インタラクティブテーチング・リアルセッション2」も
そういった点では、事前・リアル体験・交流会・事後フィードバックと
多層構造になっていて珍しい体験となった。

 参加側は
 交流なのか研究なのか
 「どちらか」でなく
 「どちらも」望むのだが
 
 私自身もささやかながら会をつくっているが
 「次」については悩みどころだ。
 (今の所、結論無し・・・) 
我々のゴールは?
 研究職ではない我々のゴールは
現場への還元・社会実装
そこから「逆向き」に考えるのが正しいようだ。
もう一方で、
現場では、参加している人とそうでない人との
「研修格差」の問題も大きくなっている
これはこれでまた新しい課題 !