知人より「新しいキャリア論ハンドブック」をいただいた。
ライフキャリアを俯瞰して
不安と戦っていく現代のキャリア論
日々の仕事と生活を見つめる材料になりました。
どの補助線の項目から読み進めたら良いのかをガイドしてくれる
「YES/No」チャートが親切
しかし、そのスタートの質問が「朝のめざめは良い方だ」という質問だったので
60過ぎた私は朝自然に目覚めてしまうので
一つ飛ばした飛ばしたポイントからチャートを辿る作業をしていった。
人生の大半が「仕事」であった時代から「ライフ」に関するウェートが高い時代になって誰もが考えなければいけなくなったテーマ
「何のために働くのか?」
無理のない自己実現の姿として
自分にとっての「良い仕事」を考え選択していく時代
「良い仕事」のクラスタは
「感謝も家族との時間も欲しいやりがい派」・「自分のペース派」・「仕事に求めるものは無い派」・「仕事は手段なのでそこそこに派」・「自分の時間が大切なライフスタイル重視派」・「やりがいや繋がりを重視し求められたい派」(筆者が勝手に命名)の六つ「ありのままの自分」を探りながら「良い仕事」を探究していく。
「マルチロールライフキャリア」の中で
一つのキャラを貫き通すより、旅人が見知らぬ土地で自由に振る舞えるように、場所によって違うキャラを演じる「キャリアの仮面」でバランスを保つのも楽しく働き生きていくコツなのか?
以前勤めていて去った会社や学校?とのつながりを再度選択肢として生かしていく「アルムナイ」の活用も注目されてきている。
話題の生成A.I. の活用(じっさいの普及率は実はまだ低い)
そして昨今世界共通で話題になってきている「仕事」に対する「悪感情」や「反感」「諦念」といった「反労働観」
「ライフ」においては
「進学」・「最初の就職」・「転職等」・「上京等」・「結婚等」・「子の出生」という六つの人生の大きな転記
そのうち女性にもっともインパクトがあるのは「子の出生」
男性は「結婚」
ライフとキャリアが動く中で迷える現代人に考えるヒントとして8本の「補助線」を提案してくれるハンドブック
「仕事は楽しめるものか?」職場で話し合うことからスタートできる。
まさに今の時代にフィットしたハンドブックだった。