Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「TeachingPortfolio」第Ⅱ弾 つづき

3月にも体験した
TeachingPortfolio(以下TP)講座
(その時の様子はこちら↓)

約半年経って再度受講したくなったので上京。
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昨日のつづき・・・・

いよいよ作成
具体的な取り組みから抽象度の高い内容へ

一つの付箋に一つの事象を書く
付箋は「黄色」「青」「リンゴ」の3種類
黄色これまでのこと
青これからのこと
リンゴ付箋は個人エピソード
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・①「専門・名前」「作成目的」
  ペアは近すぎる人だと良くない

・②「責任」
 一年間で行っていること
 教師としてたずさわっていること。
 六項目以上なら小さいポストイット

・③「改善・努力」
 過去のこと
 3項目イ自用の場合は小さいポストイット

・④「成果・評価」
 取り組みについて第三者が評価できること
 5項目以上なら小さなポストイット
  ①~④で相手に説明
 「自己」を見つめる。
 相手に分かる様に伝える。
 興味を持って
 敬意を持って

・⑤「方法」
 これまでの教育・経験
 毎日やっていること
 自分の教育を特徴付けていることを書く
  努力目標では無く実際取り組んでいる事項
 
・⑥「方針」
 なぜこれをしているか
 なぜこれが大切か
 学問の何が大切だと思って
 自分はなぜ
 生徒にどうなって欲しいのか
 
 付箋に書き出した後グルーピング
 方針を出す

 
・⑦「理念」フィロソフィー ビリーフ 哲学 信念 
 自身が教育者として大切にしているもの。
 達成しないといけないと思うもの。
 ※コルトホーヘン「たまねぎモデル」
 
 ここが難しい
 教師のプロフェッショナルは生徒をどうするかが含まれる。
 理想の学生像をどう支援するか。

 哲学 思想
 エピソード(影響を受けた人など)
 グルーピング

 現在の「環境」(勤務先)などもリセットして考える。
 組織の理念と自分の理念は別
 組織の理念は関連づけなくてよい
 自分自身のものでは無くなってしまう。
 自分の持っているものと組織の理念がズレていたら
 (合わない場合は職場を変えることも)
 TPチャートはあくまで自分のものとして考える。

・⑧「目標」Mission
 なぜその理念が大切か
 自分に取って〇〇とは何か
 〇〇と〇〇の関係は?
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 今挙げた方針をなぜとっているのか
 教員としてどうありたいのか
 学問の何をどの様に学んで欲しいのか
 今までの活動にエビデンスを付ける
 理想論では相手に伝わらない どの様に裏付けするか

・⑨「感想」
 ①で書いた「作成目的」を達成できたか?


・自分のシート「学ぶ力を付ける」が目的
 
 知識を増やす、教養を身につける
 選択肢を増やす
 未来志向
 SDG'sとの関係?
  愉しさライブ感
 
 感じた事のメモとしては
 ①主体・自分事→自己理解→コーチン
 ②メタ認知→システム思考・シンキングツール
 ③対話・ダイアログ→コーチングと手法・ICT

ここで話題が・・・・・
「基礎知識」と「応用」の話しへ 
「基礎知識」が定着できれば「応用・活用」に結びつくのか?
とても「応用・活用」どころでは無い現場?
ではどうしたらよいの?

  「学習の転移」(トランスファーナル)
 地域・世界、学校の外へ 
   次の問いへ「転移」させたいとき
 トランスファーナルは基本事項の学習だけでは生まれない。
 転移した例で出てくるのは
 「応用を体験」すること。
 何を学んで現実と結びつくのか?
  What? Now What? So What?
 Lean 
   How to Lean 
 何をあなたはどう捉えているの?
 
「総合→分析→応用→知識・理解」という順序もある。 
 ブルームのタキソノミー
 認知領域について
 「知識理解→応用→分析→総合」 という順だけでは無く
 「総合→分析→応用→知識・理解」 という順序もある。