Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

戸田の資料館

戸田の湾に突き出た砂嘴「御浜岬」その先端に

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造船郷土資料博物館と駿河湾深海生物館という2つの博物館がある。

入館料は大人200円、子ども100円

(この料金で両方の資料館に入場できる)

レトロな階段を上がると

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造船郷土資料博物館に入館できる。

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ここ、戸田は1855年外交を求めて来日したロシア人プチャーチン達が

「ディアナ号」で下田に来港ところが

f:id:Geogami:20201213195548j:plain交渉のさなか発生した

安政東海地震とその津波によって破損沈没

その後、ロシアの技術者と日本の船大工が力を合わせて

日本初の本格的洋式帆船「ヘダ号」を建造した地。

この地で学ばれた西洋造船技術は

日本各地で開花し

造船技術の礎を築いた。

現在も我が国の造船は、

統計で確認すると韓国・中国の3国で世界の大半を建造している

重要産業になっている。

 

1度受付に戻ってそこから

右手に進むと

駿河湾の生物を知ることができる

駿河湾深海生物館に入場できる。

 

入り口に「ココリコの田中さん」の等身大パネルが立っていて

各展示の前のタブレットで田中さんの説明が視聴できる。

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駿河湾は本州に近い湾だが少し沖に出るともうそこは深海だ。

一番有名な生きものはなんと言ってもこれでしょう ↓

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深海にいるのは、タカアシガニだけではない。

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実に多彩な生態系がある。

そして、

これらは「海の幸」として地元の人々に長年親しまれてきた。

戸田の食堂ではなんと深海魚を食することもできる。