Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「ジョブシャドーイング」受け入れ企業の感想

9年前に県下ではじめて「ジョブシャドーへイング(仕事ウォッチング)」を実施したときの、受け入れ企業の社員の方々からいただいた感想です。


 
 自分の担当になった男子二人は、それほど質問とか話を積極的にしてきませんでした。質問があればよいのかどうかは分かりませんが、質問が少ないと仕事しているところを見ていてくれているのかな?と疑問に思います。質問がないと何か興味がわかないのかと思います。来たからにはどんどん質問して良いと思うし、こちら側も質問されると思って仕事を見てもらっていると思っています。
 
 私自身良い経験をしたと思います。もう少し長時間生徒と接する時間があればよりコミュニケーションがとれたと思います。
 
 普段やっている仕事を見ていただきました。はじめはいつも通りに仕事をしていく中で少しずつ説明や会話をしていけば良いのかなと思っていたのですが、お二人の生徒の積極的で心地よい質問につい会話が弾んでしまいました。質問の中で「学生時代に勉強したことで役に立っていることはありますか」というのがありましたが「全て役に立っている」と答えました。文章を書いたり、計算をしたりする力は全て学生時代に学んだことが基礎になるからです。無限の可能性を秘めている皆さんはキラキラと輝いていましたが、さらに輝きを増すために学び、そして知識を増やしていっていただきたいと強く思いました。邂逅(カイコウ→巡り会い)できたことに感謝します。
 
 今回二人の生徒に仕事内容や現場を見学体験してもらいました。二人とも管工事の仕事内容について分からないなりにも質問をし、熱心な姿勢が印象に残っています。自分の将来についてしっかり考えていることも分かり、二人の就職活動の足しになればよいと思いました。
 
 担当させていただいた2名の学生さんは二人とも夢を持っていることを非常にうれしく感じました。自分が高校生の時にはなかったことですので、貴重な体験となりました。高校生では分からなかった世間の厳しさ、もっと学んでおけば良かった事、失敗をたくさんして次にどうするか考えること等を伝えられ自分は満足です。少しでも今回来られた学生さんの将来へ役立てられたのでしたらうれしいです。
 
 あらかじめ用意された質問事項を埋めるための「仕事ウォッチング」かそれとも生徒が今抱いている職業観と実際に仕事を見た上で携えた職業観とのギャップを埋める為なのか方向性が分かりませんが、今回が初回ということなのでかたちにとらわれることなく、生徒それぞれの思いや考えで職場を見ていただいた上で生徒の実感をベースに職業というものを携え、どう考えるのか自ら導き出す体験としていただきたいと思います。
 
 生徒さん二人ともとても真剣に仕事を見ていました、質問も積極的にしてくれましたので良かったです。お昼の後のスケジュールですが、時間がなくて質問に対して充分な答えができなかったように思います。大変貴重な体験をさせていただきました。
 
 足早になってしまった感がある。
 
 短い時間で何か伝えられたか?と不安が残りました。逆に生徒の皆さんが感じた事を改めて知りたいと思います。大変可能性を秘めた生徒さんです。このたびは大変貴重な体験をさせていただき誠にありがとうございます。
 
 初めての試みということもあり、何処まで学生さんが働くという事の意味を伝え感じてくれたか分かりませんが、学生さんからの質問は新鮮であり、私にとっても良い経験であり、刺激を受けた部分がありました。これから進学・就職を迎える皆さんにとって、今回の「しごとウォッチング」が多少なりとも人生の判断基準に役立ってくれればと思います。学校のこういった研修カリキュラムは必ず学生さんに良い者を植え付けると思います。今後も続けていって下さい。
 
 自分の仕事の責任の重さを確認した。社員としてよりよい仕事をしたい。
最後のチームごとの発表で生徒の方達は自分が思っていた以上に、私たちの仕事や社会人というものを知ろうとしていろんな事を感じながらウオッチングしてくれていたのだと実感させられうれしかったです。私自身も仕事に対しての目標を再度明確にすることができました。
 
 今回このようなすばらしい機会を与えていただきましてありがとうございました。高校生の皆さんに自分の仕事や社会について説明することによって改めて自らを見直し、初心を思い出しました。質問事項が多く仕事を見せる時間が少なかった様に思います。次回やられる際には、もう少し項目を減らした方がよいのでは。生徒さんは、興味を持った事にはどんどんチャレンジして視野を広げてください。頑張れ。


静岡新聞2005.11.15↓
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