Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

iTeachersカンファレンス 2014 Spring その①

iTeachersカンファレンス 2014 Spring  メモ

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iTeachersメンバー結成1周年を記念東京・五反田「学研」に集結。
今回のテーマは「分岐点 ?Turning Point?」、
楽しく刺激的なプレゼンテーションとトークセッションで
「あっ」という間の日曜の午後でした。
 
 MCは小池さんと高校生の山本君 
 佐賀の中村先生からなんと自作の音楽付き
 メッセージVTRからのスタート
 (途中の意味不明な?カットも新鮮で、学習アプリも作ってしまうという
 なんて多才な先生なのでしょう、そして天性のエンターティナーですね。)
 
 
 【第1部】 プレゼンテーション [前編]
 
 トップバッターは

・永野 直 先生 (千葉県立袖ヶ浦高等学校)のプレゼン
「情報コミュニケーション科第1期生卒業とこれから」

・2011年、普通高校に開設された情報の専門学科
 
・1年次には
 アプリで理科の実験の写真を撮り
 音楽を作り
 クラウド(ドロップボックス)を活用
 
・二年次には
 外にも出て
 協同的な学び
 インタビュー
 
・三年次には
 課題研究に取り組み
・外部と関わるために生徒自作のfbページを立ち上げ
・ゲームで勉強をする工夫をしたり
・数学ができない生徒が集まって動画を作ったり
・マナーの本を作り 
・身体を使ったゲームで学び
・自分たちの学校の生徒目線のパンフを作り 
・保育園実習でiPad動画を活用したり
 (折り紙・だるまさんが転んだなど・・・こんなこともできるんだ!)
 
 日々の活動の中に自然とデジタルを活用する様子が報告されました
 
 さらに
 良いなと思ったのは
 しっかり言語化しているところ
 その成果をかちっとした学術論文として仕上げていました。
 
 ・ツールありきではなくて
 ・どう使い続けていけるか
 
 ICTがベースになってさりげなく・決して無理をせず「学校」を
 変えている事が伝わってきました。
 二つ目は
 

栗谷 幸助 先生 (デジタルハリウッドデジタルハリウッド大学
「クリエイティブを『楽しく』伝えるということ」

 
・なんと!本邦初の試み
・「ブレンデッドプレゼン」
 
 栗谷先生のモットーは
・「学びを楽しく伝えるということ」
・学生に伝えていくということは「クリエイティブ」を伝えるということ。

・「昨日作った映像」+「ライブ」(バーチャルな自分とリアルな自分の会話授業)
 で画面の中の自分(動画)との対話形式でのプレゼンでした。
 
・映像教材では
・「学習者に語りかける意識を持つこと」
・文字を書き込める機能があるならその映像に文字を書き込んで行くのが良い。

・画面の中と外の繋がりに意識を持つこと
・できる限り手軽に撮影できる環境作り大切
 →がっちりきれいに作り過ぎると時間もかかり見ていて退屈
 →撮って出しでOK
 
 →しっかりと語りかける状況を作る
 →即時性必要・映像でしか出し得ないことを出す。
 おもしろさは大切
・いかに楽しく見せるのか?
 (先生自体がいかに楽しく使っているか・・・ここが大切!!!)
 
 いわれて納得
 さすがプロです。
 
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 (↑「ブレンデッドプレゼン」映像とリアルでは映像を見てしまいます)



 
デジハリの理念は
 エンターティンメントイッツエブリシング
 (全てをエンターティンメントにせよ)
 だそうです。
 
・「デジタル」+「アナログ」のブレンデットラーニングは
 →学習者が楽しめるものを!!!

・ICTメリットで検索すると?
 →ほとんどが「教育」でヒットする
 (ICTは「教育」を変えるというかプレゼンを変える!
 ということを実感できました)
 
 つづく・・・