Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

テスト対策 アクティビティー (地理編 ジグソー法)

テスト前 ということで問題演習ですが。ジグソー法を取り入れました。

 
 
「ジグソー法」とは ↓
 
 
 複数以上の知識や技術を活用する事によって解く、いわゆる難問を、グループワークで解くのですが、課題をいくつかに分割して設定し、各グループから派遣された要員で専門のチームを立ち上げ、そのポイントだけを深く話し合い、その後、自分のグループに戻って報告し合い、お互いが情報をシェアした上で、チームワークで問題を解いていくという方法。
 
イメージ 1
 
 
 今回の課題は「A日本のプレート境界の特徴を挙げ、Bそれが日本列島の地形とどの様に関係しているか、さらにそれは、Cどの様なメリットデメリットをもたらしているか」について180字程度にまとめるというもの。
 
☆過去に横国や都立大での出題があった内容。
 
 授業の流れ。
 ①まず自分で問題を解いてみる。(たぶん一人では解けない→ZPD)
 
 ②40人を4~6人のグループに分ける。(ベストは4人→ケーガンメソッド)
 机の配置↓
イメージ 2
 
 
 ②グループで集まったら、問題内のABCのどこを誰が担当するか決める。
 
 ③教室内をABCの担当で3カ所に区切って、そのテーマだけを4-6人程度の集団で専門的に話し合いをする。(この時、小型のホワイトボードを渡して活用させる→後に黒板に掲示)
 
 ④話し合った後もとのグループに戻って、ABCの専門班での内容を伝える。
 
 ⑤グループ内でディスカッションをして意見をまとめていく。(自分が担当した内容について正確かつ、わかりやすいように伝えると友に、他の分野の内容もしっかり聞き取らなければならない。チームプレーが必要)
 
 ⑥話し合いが終わったら、(グループで発表させても良い)各自で文章を原稿用紙に書く。(私は、最後は個人の作業に落とし込むところにこだわります。)
 
☆テスト前ということで、ここまでで時間切れとなってしまいました。
 
 解答例を見たいという声があるのでそこはタイミングを見てClicaを使って掲示することにしました。
 
 
 ルーブリックで評価基準を示しておいて、同じような問題を試験に出して、みたいところですが、今回は学年共通問題のため残念ながらそこはできません。
(そのうちチャンスは来ると思いますが。)