学年進路ガイダンスに向けて
・進路は大切だが、様々な理由で、ガイダンスの時間はあまりとれない。
これが実情だろう。
進学校において、授業時間が最優先される中(部活や行事も!)
いかに、コンパクトにガイダンスを効率よく仕上げるかここがポイントとなる。
本校1年生では、学年でまとまって指導できる時間は年間たった2回
その中で「適性検査・進路啓発体験の説明・報告・文理選択・学部学科ガイド」をこなしている。
「そんな時間は要らない、(教科の授業をした方が良い)」
「自分たちの頃は自分の力でできた・・・、過保護すぎる。」
「適性検査何かゃって、将来を固定するのか・・・」
様々な意見をもらいながら、私の進路ガイダンスも九年目を迎える。
6月の頭に
職業レディネス・テスト (Vocational Readiness Test: VRT)の解説を行う。
これは
ホランド理論に基づく6つの興味領域
(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的、)
に対する興味の程度(A検査)と
自信度(C検査)がプロフィールで表示されるもの。
基礎的志向性(対情報、対人、対物)も測定(B検査)できる。
これを使って、進路に関する基本的な考え方の例を示し
世の中にある職業の広がりに気がつくきっかけを投じている。
今回も、検査は事前に記入してある状態からガイダンスに入る。
(全体説明の後は当然、個別のフォローや指導に利用してもらう)
とかく、学校には「自由に使える時間」がない。
そこで、「反転学習」
ということで
適性検査の受検を各自にゆだねてみたのでした。
適性検査の受け方ビデオ→
Explain Everything で作成 しました。
テスト対策ビデオも作りたいのですが、その前に「テスト作成」がピンチ!