Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

福井ラウンドテーブル ・セッション0-②

福井ラウンドテーブル・セッション0の続き②
・知識社会の学校と社会
・Teaching in The Knowledge Society.
・今の時代にあるもの・アンデーハーグリーブスさん・佐藤学さん・秋田喜代美さん

  ・ニューヨーク州とカナダの学校を調査して2000年までの調査で、
教師の生活・人生はどう変わるかを見てきた。

・70%以上の教師が辞めたがっていた、
教師は自分の子どもに「教師にはなるな!」と言った。
・クラスの中でも困難が多かった
・当時のアメリカとカナダではテストのための勉強だった
・知識の暗記だった
・世界は「柔軟性」を得ているのに。
・学校と世界では見ているものと逆だった

 引用「ピータードラッカー『ポスト資本主義社会』1993」
 社会の基本的な経済資源は知識で、(今後)知識になるだろう、
 価値、今まさに「生産力」と「イノベーション」によって作られている。
 この、「生産力」と「イノベーション」は、働くための知識の申請書
 =Application(アプリケーション)なのである。
 知識社会をリードしていく集団は「知識労働者」と呼ばれる様になるだろう
 ゆえに、経済の挑戦とは、知識労働者の生産力や知識労働者になる事である。

・ピータードラッカーの知識社会の話
第二次産業からの変化

・教育の成果を高めていこう クリエイティビティーの「Aレベル」を作ろう!

シンガポールの場合1990年代はテストの成績は高かったが、
 製造業の不況時もの作りのまねをやめて
 カリキュラムを自分たちで作るようになった→知識社会を作りたかった。
・人は「ものを知っている人」を好きになるのではなくて
 専門職の「魅力」を持っている人を好きになる。

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・「21世紀のスキル?」 これは間違い 知識社会はアイデア

 世界がこうなって欲しいという
 「アイデア
・「世界のビジョン」

・スキルばかりではない
・私たちはもう21世紀の1/5(1/6に入ったところ)
 を既に終わってしまっている
・既に私たちは(21世紀のスキルは)身につけている。
・もう「21世紀のスキル」って呼んではいけない。

・Civilized Knowledge Society

・日本・北欧・シンガポール・フインランド・オランダ・・・
・経済的に状況が悪いとき「信頼」に基づく教育が成果がでる。
・私たちは「市民」としてどうか?
・自分の国の憲法・政治・意思決定・統治・・・・
・学校がどれだけコミュニティーを支持しているか?
・授業で・掃除・コミュニティーに参加しているということ
・市民であることの大事なことは市民として批判・価値観を持つ事
・「市民」であるということは重要なこと
・「コスモポリタンアイデンティティー」が大切

・カナダ、米国、チリ・・・各地と今はツイッターで会話できる。
・小さいかも知れないが(自分たちで)アイデアやコネクションを作っていける
・ブログでもよい・・・

・自分たちの洞察力を世界に伝えようとしている。
・生徒と生徒→学校と学校→プロジェクトで繋いでいく
→もし我々が感情移入や理解をしないと、
(日本人は閉鎖的・排他的な)島国根性で終わってしまう、
 他の国を嫌っていってしまう

・アダムスミスは「シンパシー」という本を書いている。
・人の心に「シンパシー」を持つこと「感情移入」はデモクラシーでは大切
・21世紀は「スキル」だけではダメなんだ。

・1990年代は日本の教育は注目されて
 他の国のモデルになっていった・・・・・(つづく)