Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

安彦忠彦(あびこ ただひこ)先生 つづき

第9回キャリア教育推進フォーラム(自由が丘開催) 
安彦忠彦(あびこ ただひこ)先生
「これからの子どもに育成すべき資質・能力とは」後編
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※ 個人的なメモです、参加できなかった仲間のためにアップしています。といった訳ですので途中話が抜けていたり勘違いしている部分もあると思います。その点はご容赦ください。


ESD
持続可能な観点
目指しているのは
持続可能な発展に対する価値観

学び方教え方に関してはここに関わっている。
我が国、先進国が取り組むべき課題

先進国であれば環境保全から入って欲しい
「国連持続可能な重点実施計画」単なるリサイクルでは済まない
EDSを進める中で、
国家主権ばかりでなく
地理総合ができたのはESD絡み
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・・・・・
ダイアモンド「知の逆転」
アメリカで心ある人たちはこの問題に取り組んでいる。
(日本から立ち上げた運動)

国家主権にこだわる力を乗り越える。

もう一つ・・・・・・
能力の中に資質を含む
能力は人格の一部ではなく
人格の中に能力が入っている。
なんのためにその能力を使うのかを吟味する。
「主体=人格」


ベクトールフランクルの図
精神が学力を上から支配する
3層構造の図
人格の方が主体
能力や学力が従属する。

コンピテンシーでは能力が重視されているが・・・
・・・・・・・
「子供に未来決定の自由を認める。」
能力を育てるだけで終わったら意味がない
力をつけても
最終的に自立させていないと意味がない

達成させないような
国家に依存させようとか
教育はこの子をどうしよう
この子にちゃんとした成長をさせよう
次の社会はその子達が作るべきで、
今の社会が良いからお前たちが作れではダメ。
もっと自分たちで良い社会を作るといいのが自立した子供
こういう世界をつくりたいと
言えるような子供を育てる。
今求められる能力をつければ良いと言ったものではない。

出藍の誉れ」俺より立派になったから褒める
上から大人がこうなれああなれではない
「見方」を押し付けるのではなく自由を認める。
個性的自立を達成する。
・・・・・・

「信用」と「道徳」

1点目
最終的には「社会人・職業人になる」
→大人→社会的に信用のある人間に育てる。ことが大切。
社会人になった時最も大切なのは「信用」
「信用」がなかったら
どんなに優れたコンピテンシーがあってもダメ。
約束したら守る
そんな構えを持っている。

道徳性
ニチレイの浦野さん「責任を持って他人の世話ができる人が大人」
これが大人たる所以

2点目
グローバルな中での自立性
多様性の尊重
能力というより人格が大切
オデッセイコミュニケーション
「自立性と多様性を身につけよう」
自分でしっかりと意思決定できること
これがグローバルの中では大切
語学だけの問題ではない
むしろ中身
「大学生親にベッタリ」
就職で親にたよる
保護者の意見に従うものが半分
困ったことがあると親が助けてくれる。
今の学生はこんななのか・・・・
自立を忘れてしまっている。

ただコンピテンスをつければ良いのでなくしっかりと自立に繋げるべき