Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

地域課題の解決に高校生も参加する時代

高校生も地域課題解決に参加する時代へ

地域の研究は研究者側の関心から進められていて
距離を置いた傍観者的分析的アプローチが主流だった。

昨今は「当事者」の視点から、
利害関係が難しい二律背反の問題に対して
在地に立ち「実践者の経験に裏付けられた
『直観』(インスピレーション・メタ認知のような視点)」
という「主観的」で「内的分析」を
「外向きの客観的な分析」へと
返還させていく方法=「社会的ソフトウエアの構築」によって
実践的な研究成果を出していくことが求められている。

そして課題が深刻化している中で、
求められているのは「理論的解説」ではなく
現場の視線での「行動を伴う実践」である。

研究の主体を「外部の研究者から」
→「当事者としての活動」に移行する必要がある。

 地域で生活している高校生は「当事者」としての視点を持っており
自分たちの地域を変える活動をはじめることができる。
また、
将来他地域に移住したとしても
地域にとっての貴重なアドバイザーとなる。

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進学校の多くの生徒にとって
 地元地域について学ぶのは高校時代が人生で最後の機会となる。

 別に東京を経由する必要は無い、全国各地でこういった視点からの取り組みが増えるともっと豊かな国になりそうだが。