Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

今日もインターンシップのまとめをしています。

普通高校の生徒は仕事に対する実体験が不足している、働くことは頭だけでは理解できない。 インターンシップへの参加は五感を生かして現場に行かないと触れられない体験となっている。 活字やビデオでは伝わらない、職場が持つ雰囲気の中に自分から飛び込む。体験先での何気ない会話から働くことについて発見したり、自分を知る機会となっている。
 

周囲の高校も動き出しているようだ。

 
 
夏のインターンシップでお世話になっているJTB沼津支店では、インターンシップ体験に訪れた各校の生徒達が、高校生の目線でオススメの旅行先を店のブログに綴っている。
 
 

 旅行会社でのインターンシップ


1.事後の感想
・ただ単に旅行の計画を立てて同行するのではなく、客に会ったプランをすすめ手続きを するなど地道な作業も多かった。やりがいを感じ、自分もやってみたいと思った。周りの人々に気を遣うことが本当に大切だとおもった。
・旅行の準備が大切ということを発見、こつこつとした作業が苦手なので自分には向いていないということが分かった。
・「平和」に対する考えの意識が高いことを発見した。挨拶などの社会のルールはきっちりとまもるべき。高校生活においても多方面への気配りが大切。
・大きな仕事ばかりでなく、名簿チェックなどの細かい仕事の方が多いことを発見。旅行 を決めたお客さんの笑顔が凄くうれしそうでこちらもうれしくなった。一人の大人として働くことで、今までよりも大きな責任を持つことになると思った。高校生活では大変 な仕事でも楽しみを見つけて一生懸命に取り組みたい。
・旅行をする楽しみの前には地道な作業が必要。旅行は好きで計画を立てるのも好きだが、自分に向いているかは分からない。はじめの下積みが必要。友達と接するときも相手のニーズが分かりこたえられるようにしたい。
 
 
2.後輩にも勧めたいか?
・仕事がどういうもか自分の目で確かめるべきだから
・将来のことについて考えられる良い機会となった。
・とても良い体験をさせてくれる。
 
 
3.この体験感動を共有したいか?
・共有することで喜びも大きくなる
インターンシップでの経験は自分にとって良いものだった。
・今まで自動で作られていた切符を自分で作る楽しさを味わってもらいたい。
 
 
4.インターンシップの満足度は?
・生の職場を見学し実際に少しだけ仕事にかかわることができたから
・将来の夢がだいたい決まった。
・文系を考えている私にあっていた。
 
 
5.参加して良かったか?
・仕事という貴重な体験を少しではあるが経験できたから。
・進路について深く考えることができたから。
・分からないことが分かったし良い経験もできた。
 
 
6.仕事に取り組む上で大切なことに気がついたか?
・上下関係、顔の表情、自らすすんでやること、丁寧にやることなどが大切ということに気がついた。
・挨拶などの当たり前のことの大切さに気がついたから。
・お客さまを大事にする気持ち
 
 
7.改善点・アイデア
・特になし、今のままで充分
・事前にその会社に着いて何か知っておくと良い。
・もっと多くの生徒がインターンシップに参加できるようにすること。
 
 
 

各校が持っている有意義な取り組みは地域の財産だからどんどん取り込んでいけば良いと個人的には思っている。