Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

2014インターンシップ

1年生の希望者を募って行っているインターンシップ
私が携わって9回目
本日は
・遺伝学研究所(研究室に入って体験)
・銀行(今年と昨年就職した本校卒業生が対応してくれた)
静岡県立がんセンター(医師や研究職から直接説明を受ける)
 の3箇所の引率。
 
 

遺伝学研究所・総合大学大学院の研究室

(先生は他大学の教授も兼任)
 
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 研究職は人気だが研修期間は長い
 理系は国公立の方が資金がまわってくるので
 高価な機械や少人数教育の機会が恵まれている。
 修士2年、博士3年で合計5年さらに2年程度の研究を2箇所以上、
 場合によっては留学も。
 一人前になるのは35歳くらい。そこで助教授になれれば。
 生活は安定。
 
 研究生活の中で
 30歳くらいの時の研究が最も大事、
 職業としてのピークはそこら辺、
 自分のやりたいことに邁進している頃。
 
 しっかりとした教育をしてくれる大学院に進学すると良い。
 

「患者さんと家族を徹底支援する。」静岡がんセンター

  静岡県のがん死亡率数は 平成22年より年間1万人を超えている。
 
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 トップは①肺がん②胃がん③大腸がん
 男女別では静岡県の女性は死亡率が男性より低い、
 47都道府県の中で男性は8位、女性は29位
 がんの受診率は30%くらいと低い。
 
 画像診断科の話
放射線は悪役ではない
非破壊検査
・角膜が最も被爆に弱い
・画像診断は、
 あるかないか、
 それはどういうものか、 
 どこに広がっているかを見る。
・どこにがんができたか、病変、転移、
・画像診断機器の種類 CT PET MRI マンモグラフィー・・・・
・今は全てデジタル化
・「がんの特性→目的→機器」
・がんは10年潜伏していて出てくることも。
 医療人
アメリカ的に、
 同じアウトカム(結果)が「職人を求めない社会になっている。」
 誰がやっても同じ結果が得られること。
 多様な人間がいるとマニュアルが必要、
 ところがマニュアルが日本に入ってくると
 マニュアル通りにやらなければいけない
 Must(マスト)になってしまう。
 日本の良さは職人の良さなのに。
 手術ロボット「ダヴィンチ」は米国陸軍が開発
 
 
 戦場の最前線に医者が行かないで
 負傷者を手当てする手段として研究開発されてきた。
 
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 「がん」に触ってみる。↑ (組織が硬くなっている!)
 

 「医学や研究の仕事には高校の学びは全ての基礎となる。」
 生徒は医師や研究者からこんな言葉をいただきました。

 
 明日はいよいよ「キャリア教育推進フォーラム」にて
 クロスカリキュラムの授業を行います。