Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

クロスカリキュラムの「問い」と「評価」

クロスカリキュラムでの「問い」の考え方

 「トピック・ウェブ」を作って構想してみる。
 
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 そして、「本質的な問い」とは何かという視点から考える。
 
世界史+地理の場合は人類の課題に挑む、
「グローバルヒストリー」の視点に立ちたい。

例えば(題材によるが)
    世界史「広い視野で物事を見る力を養う。  
 →歴史的思考から世界の未来を語る。」
 
   地理 「なぜそれはそこにあるのか? 
 →自然・社会から地球の未来を描く。」
 
 
   具体的な問題を生み出すコツは?
 
 ヒント→
  良問は「時間軸と場所をずらして出題」を考えてみると生まれてくる。
 
 
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   生徒のレベルに合わせる。(ZPDなど)

   「世界史」×「地理」で他にコラボレーションできそうなテーマとしては
 
 
 
 ・イギリスでは
 次の5っを教科横断的なテーマとして
 ナショナルカリキュラムに位置づけている。
 
①経済と産業についての理解
②キャリア教育とガイダンス
③健康教育
④公民教育
⑤環境教育
 

 「評価」の問題


 授業時の評価はルーブリックに示しておいてそれに従う。
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 生徒同士で相互採点をしても良い
 最初はひとり一人で考えてみて、
 グループで討論して、最後はまた一人で書き記す。
 
 定期テストの評価もルーブリックに従う。
 テストの点数を狙って行う一斉講義と違い
 アクティブラーニングの評価が難しいのは
 いつの時点で評価するべきかという事がある。

 授業の時点、テストの時点、学習の転移がおこり、活用されたときなのか?
  学んだことを維持、変化、活用し続ける事を念頭に置いているので・・・・
 また、誰が評価するのか?
 という問いから考えて見なくてはならないだろう。
 (必ずしも教師でなくても良いのかもしれない。)
 
 いずれにせよ
 暗記→高得点を狙う
 定期試験の様に範囲が決まっているテストのような
 そのときの瞬間最大風速だけをはかっても
 授業の狙い所が違ってきているのであまり意味はない。
 
 アクティブラーニングの評価は
 短期記憶の成果をはかるテストではなく
 「本質的な問い」の答えにどれだけ近づけているのか?
 ではかるべきで
 この点の評価方法の研究が必要な段階だと思われる。